蹲踞(つくばい) | 伝説の庭師の一日

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先日建設会社の応接間から見える坪庭を作庭さました、休業日に作業をする様に指示が有った為に応接から見たところを、お見せできないのが残念です。

蹲踞(つくばい)は茶事のとき、茶室に入る前に心身を清めてから席入りする為の施設ですが、茶事に使う事とは別に、蹲踞を一つの庭の添景物して眺め楽しむのも良い雰囲気の庭になります。


           庭園設計施工の要点

庭園の設計にあたり、図面上で考えるだけでなく、現場に足を運び、常に庭園の構成を立体的に想像しながら進めなければならない、立体的な考えで現実を意識し、スケール感を意識して設計に臨まないと現実離れした庭になり良い結果は得られない。

庭園には樹木だけ、石だけの庭もあるが、多くの庭園は樹木、石、水等の組合せで構成されている、 庭園を美しく感じさせる為には、美しい形、美しい色の素材を用いる事は必要ではあるが、それだけでは良い庭を作る事は出来ない、大切な事はそれらの素材や施設をどのような場所に配置して構成するかで、その庭園の良否が決定される。