映画「バレリーナ:The World of John Wick」 感想ネタバレ
『ジョン・ウィック』シリーズの最新作、本日観てまいりました今回はキアヌ・リーヴス主演ではないので、サイドストーリーと言ったところでしょうか。日本公開は2025年8月22日でございます。感想:むしろシリーズで一番好き説そんなに「ジョン・ウィック」ガチ勢ではないんですが(←応酬に次ぐ応酬により頭がごちゃごちゃしちゃった人)、予告のアナ・デ・アルマスの美貌にやられて観る気満々になった次第。美↓予告映画『ジョン・ウィック:バレリーナ』海外版予告編シリーズ第三作となる『ジョン・ウィック:パラベラム』(2919)とクロスオーバーした時系列らしく、大人気シリーズのサイドストーリーの位置づけ。ただ、カテゴリーは本家と全く同じ、「復讐」にございます。一応ジョン・ウィック第三作の概要を置いておきます。裏社会の聖域~コンチネンタルホテル~で掟破りの殺しをしたことで静粛を受けることになったジョン・ウィック。賞金首となり、世界中の殺し屋から狙われ満身創痍のジョンは、以前血の契約をして借りを作ったソフィアがいるモロッコへ向かう。ではでは、さっそく「バレリーナ」のネタバレを書いていきます。※いつも通り音声英語/字幕アラビア語で鑑賞しているので、若干理解に誤りがあったら誤差としてご了承ください。ネタバレ注意①ある日、主人公エバと父が住む屋敷に暗殺集団が襲来。敵たちはしきりに「娘はどこだ」と聞いてくる。エバを守るべく父は孤軍奮闘したが、数に圧倒され殺されてしまう。病院で父にもらったバレリーナのオルゴールを眺めるエバ。そこへコンチネンタルホテルの支配人ウィンストンおじさんが来て、ジョン・ウィックが育った「ルスカ・ロマ(犯罪組織)」へ連れていってくれる。ルスカ・ロマのディレクターと会ったエバは、そこで生きていくことを選択する。ウィンストンおじさんディレクター②12年後・・・ルスカ・ロマのディレクターにしごかれながら、エバはバレエだけでなく、格闘技、銃器など様々なことを習得した。男性へ真正面から戦いを挑み、なかなかうだつが上がらないエバ。「どうあがいても、常にあなたは戦闘相手に対して不利(身体的に勝てないよと)。勝つためなら狡さ、汚い手、なんでも使いなさい。fight like a girl」と言われ覚醒。③ある日ジョン・ウィックがルスカ・ロマへ(本家3作目:ディレクターに掛け合ってカサブランカへの船を手配してもらうところですね)。エバはジョン・ウィックと会話を交わす。「あなたのように強くなりたいわ」④初仕事をこなすエバ(偉い人の娘を守る案件)。まあまあボコボコにされながらなんとかやり切る。その後も何度か仕事をやっているうちに、ある時襲ってきた男性の手首のマークに見覚えがあると感じた。父が殺された時に観たマークだ!⑤切り取った男性の腕をディレクターへお土産(笑)に持っていきマークのことを聞くも「関わるな」と言われる。もちろん諦めないエバ。今度はコンチネンタルホテルに乗り込み、支配人ウィンストンおじさんにも同じ質問をし、追放される覚悟で情報をもらう。⑥情報を元に手掛かりとなるターゲットのところへ。なんとそれは幼い娘を連れた賞金首の男だった。マークのことを尋ねるが、またもや「やばいことに関わるな」と言われる。(どうでもいいけど、walking deadを観てからノーマン・リーダス = ダリルの頭になってもうた)。⑦一方、賞金首の男とエバの動きを逐一監視していた女性とその仲間がいた。エバは戦闘に巻き込まれ、さっきの男&娘と一緒に行動。途中「娘を頼む・・!」と言われ預かるが、結果男は銃で撃たれ、エバと娘は引きはがされ、娘は連れていかれてしまった。どうやら娘がターゲットだったらしい。⑧武器を求めて武器屋へ。ここでも店主にはぐらかされ情報得られず。品物を見ていると突然謎の集団に襲われ、店に置いてあった武器を借りながらなんとか殲滅。店を破壊されてキレた店主が武器と車を貸してくれて、更には「とある一帯全体がお探しの集落だ」と場所まで教えてくれた。⑨村(?)に乗り込むと様子がおかしい。危険な奴らがちらほらいるのかと思いきや、レストランの店員に至る一般市民まで村人全員が戦闘員だったエバを敵と見なすと、おもむろに車から銃やら武器を出してきて攻撃してくる!物騒な村だ。⑩場面変わって、賞金首の男と会った際に襲ってきた女性と、エバの仇(村のボス)が対面していた。「あの女、「ルスカ・ロマ」のタトゥーを入れているからあそこの差し金よ」と報告すると、「エバは君の妹だよ」「・・はい??」「まあ、説得してきな」女性はエバと会い素性を明かすが口論に。最終的には足切り的に「二人とも殺してしまえ」とのボスの一声により爆破攻撃を受け、姉が死亡。⑪暴走が止まらないエバを見て、ボスが「ルスカ・ロマ」のディレクターに電話を入れ「落とし前をつけろ」と迫る。話し合いの末、ディレクターがエバを始末する暗殺者を送り込むことに。⑫ガタンゴトン列車に乗ってジョン・ウィックが登場。対峙するジョン・ウィックとエバ。戦闘が発生したが、ジョン・ウィックには歯が立たないエバ。「お願い、父の仇を最後まで打たせて。」「依頼は夜12時までに君を殺すことだ。今は11時32分(?)・・・」そんなんでいいんですか⑬あと数十分の間にボスを殺すべく、エバが奔走する。敵が無限に湧いてくるが、武器を現地調達しなら殲滅。スケートシューズ、日本刀、火炎放射器⑭戦闘員をほぼ全員殺したところで、ボスが車に乗って登場。「君がこんなことしたって無駄だよ、この村のシステムは永遠に続いていく。だからあきr」どや顔で演説しているところをエバに撃たれボス絶命。連れ去られた幼い女の子も助けて一件落着。⑮場面変わって「ルスカ・ロマ」でバレエを密に鑑賞するエバ。ここはもう過去の場所。暗殺者たちの携帯に通知が届く。追放者:エバ 賞金$500,000感想えーーー、めちゃ楽しかったまずぐっと来たポイントは、エバがほど良く弱いところ。意外にも。男女の体格や筋力、持久力の差は当然存在するし、ジョン・ウィックにも設定上絶対敵うはずないってこの映画を観る予定の方なら分かるじゃないですか。だから、エバの戦闘力の設定がとても塩梅良く感じましたね。そして最強じゃないが故に、現地調達した武器を駆使して敵を倒すシーンがふんだんにあるのもグッドポイントです。個人的に好きなのは”スケートシューズ”を使った戦闘。逃げ込んだ小屋の壁にかかっていたスケートシューズをヌンチャク(?)のように使って敵を倒す姿はしなやかさもあり、アクション映画であんまり見ない気がするので新しいなあと思ったり。そして”火炎放射器”も最高でした女性一人 VS 無限に湧く戦闘員となれば必然的に攻撃力高めの武器は必要ですよね。この火炎放射器がハチャメチャに強くて、ほぼ全員丸焦げになっていました。ところがどっこい、火炎放射器だって無限に繰り出せるわけじゃない中ボスをまだ倒していないのに、燃料を使い果たしてしまった・・・・そこで登場するのが”消火ポンプ”です。火炎放射器を使う中ボス VS 消火ポンプを使うエバなんだかポケモンでヒトカゲとゼニガメのdeathマッチを見ているみたいなんだけど・・・このシーンも楽しくて、つい劇場で笑いました。ちなみにジョン・ウィックはエバを殺しにきたのに途中で助けてしまい、今度は戦闘員たちの襲撃を受けてしまいます。もちろん全員やっつけるんですけど、そんなに甘くていいんですか・・・・?え?伝説の殺し屋さんジョン・ウィックでも追放者になってからかなり苦労してきたので、きっとエバは生き残れないんだろうなと勝手に思ってるんですが(予想ね)、いつかまたストーリーに登場してくれるといいなあ公開まであと2か月!是非劇場で観てみてくださ~いそういえばここから怒涛の映画公開なんですよ。今週木曜はMEGAN 2、来週はジュラシックワールドの新作、続いてスーパーマン、7月中旬はラストサマーのリメイク(?)、楽しみがたくさんあっていいね~~~パーリーパーリー観たらまた書きますね~