小さい時XXごっこしてたとか、変なことしてたとか、思い出話を話すことがありました。
そういう時って、おもしろいネタとしてか、またはもし相手も同じなら共感できる話としてリアクションをもらったことが、経験上多いです。
ある時、彼に何かの思い出話をしたら、
「みんなそうだよ」
と言われて、なんかがっかりしました。
これって、私なら相手を励ます時に
「みんなそうだから、あなただけじゃないよ、大丈夫だよ」
のニュアンスで使います。
ところが、
ネガティブな話でなく、楽しかった話やおかしかった話をしているのに、このリアクションが来たので、気持ちの整理が追いつきませんでした。
これの難しいとのろが、彼が悪気があって言っていないところです。
でも、こちらとしてはおかしいと思うし、このコミュニケーションを他の人ともとっているなら、離れて行く人もいるんじゃないのかな、なんて余計なことまで気にします。
その時には軽く、
「そう言われると、つまらない話しちゃって悪いなと思っちゃう」とやんわりよくない気持ちになることを伝えました。
彼はそんなこと思ってないよ、と言いましたが。
その次の週末、図書館に行った時、
「あなたのその言い方、失礼です」という感じのタイトルの、言葉の選び方と上手なコミュニケーションについての本が目に留まりました。
そこにピッタリの例がありました。
残念な店員の例として、こんなやりとりが紹介されてました。
客「最近ようやく重い腰上げてランニング始めました。週2回走ってます。」
店員「いいですね。そういう方、たくさんいらっしゃいます。」
もう少しダメな返事感が強くわかりやすい例だっんですが、記憶が曖昧で…
実際はもっとダメでした。
これだと、普通のやり取りにも見えますね。
気の利いた人なら、
「それは中々できないことですよ」
とか言いそうですが、それはプラスアルファとしてであって。
大体のところ、相手が自分の個性を伝えたくて話したことに対し、
大勢と同様であるとリアクションすることは、話し手の気分を下げることにつながるっていうことですね。
私が言うと説教くさかったり言葉が不十分だったりすると思ったので、少しだけ本のこのページを見てもらいました。
この前伝えたかったことはこんな感じ、と。
この例は分かりやすい例だから極端だけど、言おうとしてることは似てる、私の下手な説明よりプロの説明の方がいいと思って、と。
これも、きっと人によってはありまのまま受け入れなさいとか、そもそも合ってないとか言われるくらいの話と思います。
でも、私はどちらでもなかった。
まだ一緒にいたいし、でも我慢することはできないし、価値観の問題でもないと思った。
でも伝えるときは万能薬のように価値観の違いぽく言っていますが…。
あと、実際にはあなたはおかしいと言っているみたいなものだから、言葉を選んで相当濁して腰低くして伝えました。
結果、この日にはネガティブな反応ととりあえずの仲直りをしました。
「そんなこと言われたら、話せなくなる」という何回か言われたリアクションでした。
その根底には、ありのままを受け入れてほしい、でないと自己肯定感が育めないという彼の考えがあります。
しばらくこの件は頻出でもないし、放っておきました。
最近、少しいいことがありました。
続きは次の記事で。