ちょいちょいブログに登場する
私の叔母は
博多に独居 母とは血縁の無い妹
従って私とも血縁はなく
子供の頃に一度逢った程度で
両親が亡くなる少し前に
交流が始まった人
彼女の出自や育った境遇は少し複雑で
家族に愛されて
わがままいっぱいに伸び伸びと育った母とは
実の姉妹同然に育ったとは思えない程
ややこしい性格の持ち主である
それでも母にとっては妹
母は晩年、叔母と仲良くね、と言っていた
なので私もちょいちょい生存確認がてら
日々どんな暮らし振りなのか
何か楽しみとかあるのか
好きなことはないのか
あれこれ情報収集しようとしているのだが
「言うほどのことはないわよ」と宣う
とにかく可愛げZEROの人
私としては、独り暮らしで困り事は無いか
体調は崩してないか
普通に当たり前に高齢者に心を砕いているのに
「歳相応に・・・」とあやふやな表現でいつも終わる
その叔母が
逢ってしか話せないことがあるので
博多に来れないかと言ってきた
コロナ前に、二年続けて日帰りで訪問したことがあるのだが
これがとんでもなく苦痛な時間で
コロナ禍となったのをこれ幸いに
会わずに済ませてきたのだ
今どき、会ってしかできない話なんて
しかも家族でもない私に、何なの
体調は問題ないらしいし
収入も私より多くて悠々自適なはずなのに・・・
毎日暇だろうから
きっと終活の話だろうと想像するのだが
日帰りとしても博多に行くには
お金が必要だし 有休もとらななきゃいけない
正直、有休は楽しいことにしか使いたくないんだけどなぁぁ
今年は通常の有休とは別に
5日間のリフレッシュ休暇をもらったのだが
これは特別休暇の為
バラバラでは使えなくて
リフレッシュの為に連続で使わなきゃいけない
博多で叔母に会うのなら
絶対に泊まりたくないし
ストレスをいっぱい貰って帰ることになるので
絶対にこのリフレッシュ休暇は使用したくない
訪問するとしたら
諸藩の事情から、秋以降になるだろうし
タイパの為にもなんの話がメールで知りたい、と
伝えたのだが
タイパの意味を質問してきて以降
無のつぶて
私がどんなにモヤモヤした気持ちにさせられるかなんて
絶対に想像できる人ではないのだ
繊細な私は「何の話だろう入院とかするんだろか」と
あれこれと心に引っかかり
ずーっと鬱々とした日々を
送らされている
私の亡き母は
なにごとにも
サバサバとした性格で
説明も上手で率直だから
今回の叔母のように
長々と嫌な気分に突き落とすようなことはなかった
自分で自分のこともできるし
病気でもなく
生活も住む所もなにも心配が無い人なのに
せっせと
終活のことばかり考えているイメージである
人間、死ぬときは死ぬんだし
自分が死んだ後の始末なんて
お仕事として
やってくれる人はちゃんと居るんだから
生きてる間に日々を楽しめばいいのに
自分独りで悩むのはいいとして
私の、それでなくても辛い日々を必死で生きてる私の時間まで
お願いだから奪わないでもらいたいんだけどなー
博多なんて
絶対に行きたくないんだけどなー
いつもトラブルと憂鬱の種を持ち掛ける叔母
そんな人でも
亡くなってしまうと
感じる力が強すぎる私は
落ちてしまうんだろうなー
やれやれ