40回目の血液透析を受けている。
今日の穿刺の痛みは普通、血管痛は今のところ大丈夫そう。よかったー。
前回、前々回と2回続けて血管痛に悩まされたから今回は一安心。
最近の悩み。ここ数年の自分はどう考えても確実に顔色が暗くなってるそんな気がする。
元々特に色白ではないものの、ここまでベージュ寄りの顔色ではなかったよ?
目立つのが顔と手の甲。
この二か所は自転車通勤の私が一番日に当たる場所で、日焼けしやすい。
透析前は夏は焼けて、寒くなったら元に戻っていたのが、そのままで蓄積された感じ。日に当たらない場所はあまり変化してないかも。
写真なんか撮ると記憶の肌色と違うから悲しくなってしまう。
目鼻立ちがはっきりしていたら、これはこれでオリエンタルな美人になりそうだけど、平たい顔なので違和感。
もうさ、この病気(IgA腎症)酷くない?保存期は保存期でステロイド飲んで顔がパンパンに膨れたり、ニキビができて辛かったけど、結局透析になって今度は肌が暗くなるって美容の敵すぎる。
あと腹膜透析で腹まで膨らんでいるからファッションの幅まで狭まる。
三月次女の大学の卒業式に出たとき、まーセレモニースーツのスカートが入らなくて困ったね。
己の免疫が己の腎臓を攻撃する自爆行為にも似たこの自己免疫疾患は本当に意味がわからない。
勝手なことしてんじゃないわ。
たまに一番最初に主治医になった初老の先生のことを思い出す。
病気の診断をされ、いずれ透析になるし、ステロイド治療の入院を始めると言われて、健康体に未練のあった私が嫌だ嫌だそんなことしたくない、となったとき
「これが現実です。」
と冷静に告げられた。
人によっては冷たく感じるこの言葉、現実逃避しがちな自分には効いた。
そうかこれ現実なんだー…。と軌道修正できたと言うか。
その後の人生、持病関連で幾度となくヤダヤダモードに入るその度に最初の主治医の言葉を思い出して、あきらめている。
今後もなんでこんなしんどくて面倒いことせんにゃならんのじゃ!となっては、ああこれが現実だもんな…を繰り返すに違いない。
来年で発症して20年になるけど、私はこんな感じでずっと往生際が悪いままです。