38回目の血液透析を受けている。


今日は用事があるので、仕事を休んで夜から朝の透析に変えてもらった。


穿刺は38回目にして初めての失敗かも。圧がかかって血管から血が漏れたらしい。その瞬間結構な痛みが走ったので、すぐに異常に気づいた。


今回の技師さん確か前も痛くなったんだよな。私とは相性が良くないのか?


なので今日は刺した場所がずっと痛む。腫れたので保冷剤で冷やしながらの透析となってしまった。

刺し直しも提案されたけど、それも怖いのでもうこのまま完走を目指す。


皆さんこのモヤモヤを一体どう解消しているのだろうか。

運が悪かったと諦めるしかないのか。


それにしても朝透析ってやっばり良いなと思う。


私にとって夜間透析は、ああ、今日透析行く日だ…と憂鬱な気分が夕方まで続く。行ってしまえば平気なのよ。


人と約束したらなーんかその日まで億劫な気分になるけど、いざ当日を迎えたら楽しく過ごせたあの現象と同じ。


嫌なことを朝イチでさっさと済ませてしまえるのは良い。



海外で豚の腎臓を生きている腎不全患者に移植して成功したとのニュースが入ってきましたね。


まだまだ予後を観察しないと成功とは言えないかもだけど、すごい朗報。

いつごろ日本でも実現するんだろう?


なんらかの目標が欲しい。

あと何年後とかの。


それに向けて日々の透析も制限も頑張れるから。


医療費や税金を使わせてもらって生きることができて、本当にありがたい。でも私は腹膜透析からも血液透析からもいつかは抜け出したいんだ。


生体腎移植で夫から腎臓をもらえる可能性もあったが、夫の体に後々問題が起こるのではないか、移植しても結局IgA腎症が再発するのではないか、将来娘たちがIgA腎症を発症して腎不全になったとしたら…夫の腎臓はそのときの為にとっておくべきでは!?


などと、ゴチャゴチャ考えてしまってどうしても選択できなかった。


もし豚の腎臓が移植できるようになったらこれらの問題はクリアできるんじゃないか?


そりゃリスクもあるんだろうが、今も身体に不自然なことして充分リスクあるしな。


もちろんこのやり方に賛否はあるに違いない。ただ腎不全になった人は透析をしなくても生きられる生活の眩しさ、素晴らしさわかる人多いんじゃないかな。


穿刺箇所が痛くてションボリだったところに、元気の出る良いニュース。


夢があるって生きる活力になるよね。