さて、留め袖スーツのスカート編です。
まず袖と衿を外して
おしゃれ着洗剤で洗います。
身頃の裏地はそのままです。
身頃の上げもほどきます。
今回実験的な意味で洗いましたが、
留め袖の洗いはおすすめしません。
染が落ちたり金箔が剥がれたりします。
安い留め袖を買って
とりあえず作ってみる…ということでしたら
反対しませんが
留め袖には結構なダメージでした。
まずは解き。
半乾きのときに裏からアイロンしました。
裁ち端から5cmの位置にしつけをかけます。
(写真では4.5cmになってますが、5cmです)
裁断すると脇や後中心の縫い目が
ほどけてきますので
切る前に縫い目の所に
返し縫いで補強しておくといいです。
裁断した所にロックをかけます。
三つ折り始末も考えたのですが、
脇縫い目は厚くなるので
家庭用ミシンでは縫えないと思います。
職業用ミシンでも
調子に乗っていたらミシン針が折れました。
前端上、衿がついていた場所は
前端が縫われていないので
縫い代折込んでアイロンをかけます。
左右の前端にコバステッチをかけます。
ヒップ寸法で
ウェストのゴムを入れる位置を決めます。
(右端からヒップ寸+10cm位)
先にゴム止めステッチをかけてから
しつけの位置で折って
上端から3.5cmの位置にステッチをかけます。
左前端までステッチを続けてかけます。
あとはかぎホックとスナップを付けて
できあがりです。
縫う場所が少なくで、
簡単そうですが、
ゴム部分がちょっとコツがいります。
ただ、お高い着物は
使わないほうが良いと思います。
大事な着物は
ちゃんと型紙のある形で作ってください。
このスカートは
簡単にできると思うので
小紋や色無地で作れば
ちょっとしたお出かけにいいかも。
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