昨日の作図のお話の続きです。


メルトンコートの型紙を


引いている時


どこを気をつけたか…。


今回は袖についてお話します。


まず袖ぐり。




腕の付け根の形を想像すると、







こんな感じですかね。


前の方は筋があるので


ちょっと後ろよりくれています。


後ろはくりの底のカーブが


緩やかです。


なので、セットインの袖ぐりは


こんなカーブだと思います。


それと腕の動き。


生活するうえで


腕は大体前の方に伸ばします。


苦しくないように


胸巾より背巾の方を広くします。





こちらが胸巾の位置。






こちらは背巾の位置です。


これを考えながら


型紙を作ると着やすくなります。



なので、このように





前の袖ぐりの下寄りの所ををくっています。


かなりのドロップショルダーなので


分かりづらいですが…。



また、袖山の方もそのことを意識して


引いてあります。


袖も説明すると長くなるので


次の機会にしますね。


普段この動きの時


動きづらいなぁとか


自分の体のうごきを考えながら


型紙を作ると


着やすい服が


作れますよね\(^o^)/




※これはあくまでも普通の袖ぐりの場合です。
デザインによっては
(例えば袖と身頃の一部がつながっているような)
この限りではありません。


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