先日息子と買い物に行きました。
息子がご飯を作りたいというのです。
お店に行って、何作るの?と聞きました。
そしたら息子が、
「お母さん、ここで話したくない」
と伝えてきました。
「えっ、どういうこと?」
「だからここで話したくない」
「えっ、何作るか話しないと、材料買えないよ」
「だからここで話したくない」
私は息子の言っている意味がよくわかりませんでした。
ご飯を作りたいのに、ご飯の話しがお店で出来なかったら、
何を買うかを相談できないなぁと困りました。
そしたら息子が、
「人が少ないところだったらいい」
と伝えてくれました。
私たちが来ていたのは、大型店舗。
週末だったので、お店は混み合っていた。
私たちがいたのは、たまたま試食の近くで、
人が沢山行き交う場所でした。
「じゃあ、あっちの方にいく?」
と人気の少ない方を指さして聞いてみた。
「うん」
と息子。
人気の少ないところに来て、
息子は周囲に人が全くいなくなるのを確認してから
今日作りたいものを話し始めた。
息子は人が沢山行き交う中で、話しをしたくなかったらしい。
私は息子が「話したくない」
と言った意味がようやくわかった。
私はお店で話したくなくなったと認識したのに対して、
息子はその場所で話しをしたくなかったと伝えたかったんだと。
こうやって、親子ですれ違うのかなと思いました。
「人がいっぱいのところで、話すのが嫌だったんだね。
ごめんね、お母さんわからなくて。」
「うん」
「ひとがいっぱいだと、何が嫌なの?」
「自分の考えを人に聞かれるのが嫌」
「えっ、そうなんだ。だから周りに人がいっぱいの
ところで話すのが嫌だったんだね。」
この時初めて、息子の本当の気持ちを知った様な気がしました。
自分の思いや考えを人に知られたくないと言うことは、
集団生活ではなかなか自分を出せなくて辛いだろうなぁと。
でも、今日息子がそう伝えてくれたことで、
私は息子の新たな一面を知れたようで嬉しかった。
そして、そう伝えても、お母さんは僕のことを
受け止めてくれるって思っているんだと、
私は私自身に安心できた。
この一連の流れで私が感じたこと。
息子が「ここで話したくない」
と言ったとき、
私は、大型店舗のお店を一度出ないといけないのかと思い、
今までの私なら、それは面倒くさいなぁと思い、
この辺りでイライラしてきて、
「何で話せないの?」
と息子を責める口調で、話させようとしていたと思います。
これが私のいつものパターンだったんだと思います。
話さない息子が悪い、というメッセージを息子に送っていたんだと思います。
息子はただただ話せないだけなのに、
それを理解してもらえず、一方的に責められて、
なお話せなくなるという悪循環があったんだと思います。
でも私はこの時の息子が急にイライラして、
なんだか落ち着かない様子だったのを
感じたので、息子に何かあったんだと思いつつも、
想像が出来ず、私もどうしたらよいものかと
しばらく考えていました。
わたしも困ったんだと思います。
今までは当たり前の様に
言わない息子が悪いと思っていたんだと思います。
息子をなんとか変えようと
息子に意識が向いていたんだと思います。
でも今回の私の意識は
息子をなんとかしたいという
思いは無く、
私はどうしたらいいんだろうと、
意識が自分に向いていたんだと思います。
意識を自分に向けることで、
私はいつものパターンから脱することが
出来たんだと思います。
今までは、
息子は自分が困った状況になったときに、
困っていると伝えているのに、
いつも私に理解してもらえなくて、
逆に、出来ないことを怒られて、
困っているあなたが悪いと言われているように感じて、
辛かったのかなと思いました。
だから、困ったときに伝えたいんだけど、
責められると感じて、
どんどん何も言えなくなっていったのかなと思いました。
でも今回息子は、私に責められたと感じなかったので、
きっと素直に、気持ちを出せたのかなと思います。
子どもに何か問題が起きていると感じたときは、
子どもを正そうとするのではなく、
自分を整えることが、
大事なんだと感じました。
自分を整えることで、問題は解決していきます。
自分を整えるとは、
自分の出している意識を整えるということです。
いつものパターンの私は、
子どもが自分の思った行動を取らなかったとき、
「なぜそうしたの?」
という、感情がわいていました。
それは純粋に、どうしてそう言う行動を取ったのかを
きいているのではなく、
あなたのやっている行動は間違っているよ
とメッセージを送っていたことに気づきました。
それは、私が正しい、親の言うことが正しいんだという
思いが強かったんだと思います。
だから私の予想しない息子の行動は
間違っている。
だから正さないといけない
みたいな感覚だったんだと思います。
それを私は無意識に繰り返していたんだと思います。
だから、息子は自分が困っているのに、
困っていると言えず、
そんなおまえは駄目だと言われた様に感じて、
どんどん言いたいことが言えなくなっていった
んじゃないかなと感じました。
子どもが問題行動を起こしていると感じたとき、
自分に意識を向けることで、
解決の糸口が見つかります。
自分の出している意識を知る事が大事。
UMIでは自分がどう思っているかを丁寧に見ていきます。
私がこうやって自分を俯瞰して見れる様になったきたのは
UMIのおかげだと思っています。