背中や体にできるニキビの原因として、普段使用しているシャンプーやリンス、ボディソープなどが自分の肌に合っていないことが考えられます。もう一度、シャンプーやリンスが自分に合っているか見直してみましょう。
また、ボディソープはいろんな添加物が配合されている為、肌に負担がかかりがちです。そして、きちんとボディーソープが流せているかいないかもわかりにくいです。
その為、肌に負担の少ない固形石鹸で体を洗うことをお勧めします。また、体を洗う時はナイロンのボディータオルで洗わないようにしましょう。
繊維が硬い為、肌を傷つけたりしてニキビやニキビ跡を悪化の原因になったり、ニキビができやすくなります。
そしてバスタオルでも背中を摩擦しすぎないようにして下さい。好ましいのはバスタオルも綿素材のものにすることです。
それでも、背中ニキビがひどい場合の対策として、シャワーヘッドなどで塩素除去することです。
塩素は肌の細胞を破壊したり、皮膚上でシャンプーなどと化学反応をおこし、肌の負担になる物質に変化して肌への刺激が強くなることもあります。敏感肌の方やアトピーの方は是非使用してみてください。
また、一番よく採り上げられる背中ニキビが出来る原因は、衣類との摩擦です。摩擦によってさらに肌が硬くなったり(角質肥厚)、肌の柔軟性を失うことでニキビが悪化することが多いです。下着には綿やシルクの天然素材のものを選び、正しく着用しましょう。衣類の首元のタグなども取るとより効果的です。
保湿クリームなどの使用は、背中ニキビやニキビ跡が痛む時に皮膚を保護してくれるので痛みが緩和できるでしょう。
洋服を洗濯する際も、界面活性剤があまり使用されていないものを選びましょう。洗剤の表記欄に界面活性剤の量が%で記載されています。
また、背中ニキビが痒くなる洗剤として、ダウニーが多く報告されていますので、もし使用中であればそれが原因である可能性もあります。
前述しましたように、背中ニキビの多くは化学繊維を使用した下着や衣類との摩擦で、より悪化するという事がわかっています。
背中ニキビには、肌との摩擦を保護する機能を高めてくれるクリームで念入りに保湿することがとても重要です。