中距離恋愛の頃の私④ | 初☆ブログ☆また~~り、のんびり☆

中距離恋愛の頃の私④

電話を切ると同時に友達も戻ってきた。


友達は泣いている私を見て何も言えないようだった。


もう、私は、家に帰って大声で泣きたい気分だった。


とことん泣いて泣き疲れたい・・・・・・・・


そうすれば楽になれるかな???


彼氏への疑いを確信した私が見た現実。


結局現実を見たら、泣かされてる私。


彼氏はあの子と付き合うんだろうか???


そう思うと胸が苦しくなって更に涙が出てきた。




友達「・・・・・・・・・・・・・・・・大丈夫??」

大丈夫なわけないじゃん??


私、裏切られたんだよ??


平気なわけないじゃん。


なのに・・・・・・・・・


私「大丈夫・・・・・・・・」

と、言ってベンチから立ち上がった。


はっきり言ってもう、何もかもがどうでもよかった。


友達「ちょっとお店入ってお茶しようか・・・・・・・・」

私「・・・・・・・・・・・うん」

確かに気分を落ち着けなきゃ・・・・・と思った。




1番奥の席に案内され私たちは座った。


私「別れちゃったよ。ケイコちゃんの方が好きなんだって」

私は、明るく言ったつもりだったけど、言い終わるとまた泣きそうになった。


別れた事を人に言うと実感がわいてきてしまう。


友達「・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

私「妹はさ、何か言ってたの??」

 

友達「・・・・・・・・・・いいや。

    ただ彼氏が出来て、その話聞いただけ。」

 


妹が私の事を詮索して欲しいと友達に頼んだのだろうか??


それとも友達が‘妹の彼氏’と‘私の彼氏’が同一人物だと気づき

私に探りを入れてきたのか??


自分の中に疑問が生まれても、真実まで突き止めようなんて思わなかった。


知りたいと思う気持ちはあったけれども、この友達は、妹を大事に思ってる。


妹を守るためなら友人にも嘘をつくだろう・・・・・・・・そう、思った。


未だに妹からの策略だったのか、友達からの策略だったのか、わからない。


どっちにしろ、私と彼氏は別れたのだ。




少しの時間お茶をしてすぐに私たちはバイバイした。


友達は、今から別の友達と妹がバイトしている居酒屋で飲むらしい。


こんな私の姿を見ていながらよく、次は妹のところにいけるなと思った。


第3者ならば、普通にできることなのだろうか??


私は、早く自分の家に帰りたくて足早に駅に向かった。




駅につくと、また胸が苦しかった。


目の前には改札口が・・・・・・・・・・


いつもなら彼氏が手を振って送ってくれる改札口。


思い出した自分が嫌で急いで階段を駆け上りホームまででた。


ホームまででて電車が来るのをベンチに座り待った。


その時、喉に手をあてた・・・・・・・・・・・

  

 

 

 

   


シャラン・・・・・・・・・・


 

 



彼氏からもらったネックレスだ・・・・・・・・・・


クリスマスにもらった唯一のプレゼント。


プレゼントなんてくれない彼氏だったから、もらえた時が嬉しくて、だから

どんな時でも肌身離さず大事につけていた。


けど、もう、こんなものいらない。


今までは、“物には罪はない”って思ってた私だったけど、今回ばかりは・・・・・・


ネックレスを首からはずして駅のホームのゴミ箱に入れてしまった。


もう、彼氏を思い出すものはみたくない。


涙はでなくなったいた。




私たちの4年間は、なんだったのだろうか・・・・・???


あの女の出現だけで壊れるようなもろい関係だったのか??


私だけバカみたい・・・・・・・・・


早く、新しい出会いを探して彼氏を見返してやろう!!


うじうじ言ったってしょうがないじゃない。


もう終わってしまったんだ、どうにもならない事だってあるんだ。


でも、もう彼氏以上の人は現れないかもしれない・・・・・・・・



前向きな考えと後ろ向きな考えが交互に出てきて、本当のところの

自分の気持ちがわからなくなっていた。


悲しいのか悔しいのか、それすら判断できないからっぽの私になっていた。


明日からは、仕事で研修だ・・・・・・・少しは、気分が変わるかもしれない・・・・


そう思って布団に入った。