落ちるところまで落ちて
深く深い深海のその先には
音も色も光もなくただ頭の中で廻る
感情と苦しみと痛みのみで生きている
深深海魚が漂い続けている
意外と慣れてくれば暗闇も
気配とゆう形でそこにあるものがわかるもので
もしかしたら毎日同じところを
巡っているかもしれないが
たまに気配を感じては避けて
また泳いで繰り返し
ちっとゆう舌打ちも響かないし
大声で叫ぼうとも誰も気にしないし聞こえない
痛み苦しみを除けば案外自由な空間なんだ
もはや陽はないのだから日にちの常識もない
誰かがいるかはぶつかって初めてわかる事で
今の所動くものにぶつかったためしはない
それでも想像力だけはまだ残っている
深深海魚の小さい小さな空っぽの頭の中では
光の不自由さから逃げてきた の歌を
口を開かずに音もなく歌い続ける
痛み苦しみはあるけれどまぁ悪くないか
上手く想像の中で転換して気にしないように
それでも圧がね圧がかかると
胸の真ん中が苦しくなるの
それが始まるともう
全てをほっぽり出して猛ヒレで
心を押し潰すまでの深さに沈んでいきたくなる
そしたらさ
プチって潰れて何もなかった事になるのに
いつも頭の中で繰り広げられる
自縄自縛の念と闘いながら
自分の無声と向き合い続ける
何ができるこんな自分に何ができる
ただ時折聞こえるの
敬愛乃心が入り混じった言葉が
例えばそうこんな風に
何もしなくても何もできなくても
誰の為でもなくていい
あなたはあなたのままで素敵なんだから
その声は自分の頭の中から聞こえるのか
更に深く深い深い所で同じように漂っている
深深深海魚の声なのか
深深深海魚は上を見上げながら
届け無音の声
いつでもあたしの横ヒレに飛び込んでおいで
って言ったのかな