昨年3月、両親がとても親しくしていた方(85歳)が
亡くなりました。
私が子供の頃に住んでいた家の近所に住み、
私達が引っ越すのと同じタイミングで、その方も
北海道の実家に戻られました。
それ以来、アスパラガスやジャガイモ、かぼちゃ
など、折に触れては美味しい野菜を送ってくだ
さいました。
昨年、いつもならアスパラガスが送られてくるの
に音沙汰がなく、具合が悪いのかと思っていた
ら、お中元のお礼も兼ねて、旦那様からその方
の訃報が届きました。
私は子供の頃、その方に可愛がってもらってい
たらしく、七五三や幼稚園の卒園式の写真を
撮ってもらった記憶はあるのですが、顔は覚えて
いません。
それから、何十年と過ぎ、母は電話で話をするも
のの、私は話しすらすることはありませんでした。
一昨年の8/11、早朝に庭作業をしていた母が
脚立から落ち、第十二胸椎を圧迫骨折し入院し
ていた時に電話がかかってきて、私は電話越し
での再会をはたしました。
その後、重たい物の買い物は大変だろうと、食
べきれないほどのジャガイモを毎月大量に送っ
てくれました。
その量の異常さに、母と唖然としましたが、今考
えると一生分をこの時に送ってくれたんだと思い
ます。
で、本題に入ります。←前置き長すぎ!!
その方が一昨年送ってくれた長芋、新聞紙に包
み、ずっと庭に放置していました。
(沢山いただいたうちの、1本が残ってたの)
先日、ふと母が食べられるか開けてみると、まだ
中が白く食べられそう。
そして、一部に芽と根のようなものが・・・。
半分をその日の晩に食べて、残った分を透明な
プラスチック容器に入れ、キッチンで水栽培をし
ていた母。
水道の正面、母はその方の名前「橋本さん」と名
付けて声をかけていると言っていたので、私もそ
の日から、その長芋を「橋本さん」と呼ぶことにし
ました。
本来の橋本さんは、頭が良いだけでなく、とても
気が強く、男性を言い負かしてしまうほど男勝り
な方でした。←結婚したくなかったらしい。
難病を患い、目が見えず、体も動かすことが出来
ないものの、頭と耳と口は達者。
物凄く物知りで、若い頃は踊りの家元の代理を頼
まれたりするほど、何でもこなしてしまう方だったと
母は言っています。
母が骨折した時も、色々いわれがあるらしく、お盆
の時期に植木の手入れ(命を絶つ行為)をやると
は何事だと、叱られていました。
その橋本さんの気質が乗り移っているのか、長芋
の橋本さんはニョキニョキ、どんどん成長していき
ます。
根がプラスチック容器が狭いと言わんばかりに伸
び、芽もどんどん上に長くなり、母が「芽を折りそう
で鍋が取れない」というほど。
で、庭に植えることにしました。
しか~し、以前、ジャガイモを植えてえらい目に
あった私。
葉ははびこるし、根も張り、子芋もゴロゴロして
撤去するのに苦労した経験があったから。
長芋は、下に伸びるのは知っていたけど、調べたら
上にもかなり伸びるらしい。
害虫もつくみたいだし、結果、袋栽培にしました。



