昨年に北海道の維新の仲間たちと議論しながら、日本維新の会 札幌市政についての共通政策を決めました。

以下がその内容となります。

 

 

日本維新の会の地方自治基本マニフェストを踏まえ、道都札幌の魅力と可能性を活かした札幌市独自の政策により、いま目の前にある課題を解決しながら、成長戦略を展開し、多様な相乗効果を生み出すことで、世界に誇れる北海道の中心都市としての札幌市の成長を強力に進めていきます。

 

①抜本的な行財政改革で無駄遣いを徹底的になくす

「身を切る改革」と徹底した透明化·行財政改革で、政治に信頼を取り戻します。

(1)まずは政治家自身が襟を正し、その覚悟を見せ、市民の理解を得る「身を切る改革」議員定数3割削減 議員報酬の3割カット 政務活動費を5割削減

(2)增税や借金に頼ることなく、市民サービスの向上を実現するために札幌市が行う事業への徹底した精査、点検、合理化を図り財源を生み出します。

(3)外郭団体(天下り団体)改革、補助金の見直しを行います。

 

②子育て支援·教育の拡充

札幌の未来を担う次世代の教育は、札幌の礎です。教育の完全無償化を目指し「子育て充実指数」が現在政令指定都市で最下位の汚名を返上します。

(1)小中学校の給食費の無償化

(2)塾代助成事業(所得に応じて習い事の1万円のクーポン券を発行)

(3)子ども医療費の無償化対象を小学6年生から18歳まで拡大

 

③福祉医療の充実

政令指定都市の中でも下位に位置する札幌市の健康寿命を延ばす取り組みで、膨れ上がる医療費を削減

し、必要な福祉サービスの充実に取り組みます。

(1)予防医療のほか健康寿命を延ばす取り組みを推奨します。

(2)特養の整備促進等で待機高齢者ゼロを目指します。

(3)一人暮らしの高齢者支援を行います。

(4)高齢者や体の不自由な方に優しいバリアフリー対策を推進します。

(5)ヤングケアラー問題の解決、若い世代の家族の介護の負担を軽減します。

 

④女性の活躍の場をつくる

女性が働きやすく、活躍できる環境をつくります。

(1)子育てしながらでも安心して働ける環境整備に取り組みます。

(2)働く女性、働きたい女性に対するキャリアアップのための研修制度の実現

*日本維新の会では子育て中の男性女性を対象に今統一地方選挙に向けた活動へのバックアップ(補助)を実施しています。

 

⑤交通形態の改善と交通ネットワークの再整備

北海道の中心的役割を担う道都札幌の暮らし、仕事、経済の更なる利便性を図る交通ネットワークの整備を推し進めます。

(1)丘珠空港の滑走路延長と地下鉄東豊線の丘珠空港への延伸により札幌中心部へのアクセス向上を図ります。

(2)地域規模による路線バスの小型化、オンデマンド化やAIによる先端技術により柔軟かつきめ細かな公共交通サービスの充実を目指します。

(3)札幌都心部と高速IC の渋滞緩和するための都心アクセス道路整備を推進します。

(4)札幌及び近隣11市町村による札幌中枢都市圏の連携を図る交通ネットワークの確立(地下鉄各路線の延伸など)

 

⑥雪対策と防災·減災

1年間の3分の1、およそ4か月間、毎年必ず雪と付き合う地域性を踏まえ、きめ細かな雪対策の確立と、防災意識の普及啓発、更なる防災体制の強化を図ります

(1)人材、機材を確保し、普段からのきめ細かな除排雪により災害級の大雪でも暮らしや経済活動の停滞を最小限に留めます。

(2)パートナーシップ、市民助成トラック制度などによる町内会自治体の市民負担の軽減を実現します。

(3)地震、台風、大雨、大雪など、あらゆる災害に強いまちづくりをすすめ、大災害にも迅速に対応できる防災体制の確立をめざします。

 

⑦観光·経済

世界に誇る観光立国北海道のハブ都市としての役割と、魅力あふれる札幌の観光価値を高めます。商店、飲食店も含めた商工振興を実現し、経済効果を高めます。

(1)札幌市内の滞留観光の推進と中継基地機能の強化を図ります。

(2)観光資源の魅力アップや受入環境整備を整え更なる経済効果を生み出します。

(3)中小·小規模企業への支援、新たな企業の創出、担い手不足解消に向けた人材確保と育成を支援します。