私は結構な頻度で、子供達が生まれてからの思い出を、写真や動画を見て振り返ります。


最近ふっと思った事。


『初心』


生まれてきてくれた娘。


初めての出産。

最初に助産師さんにお聞きした事を今でも鮮明に覚えています。


「手と足の指は5本揃っていますか?」


『生まれてきてくれてありがとう。

どうか、健康で元気にすくすく大きくなってくれますように。。』



息子も同じ。


息子は特に、生後4ヶ月で涙腺閉塞で通していただいたり、1歳までハイハイもつかまり立ちもせず、10ヶ月健診でひっかかったり(1歳になったとたんにすべて飛ばして歩いたので問題なしとされましたが)

ADHDの疑いで保育園の先生から相談に行った方が良いと勧められたり、、


とにかく『普通』に元気に育って欲しい。

そう思っていました。


『欲』『期待』


成長の上で子供が何が頑張りを見せてくれるようになると、一つできたらまた一つ、、と期待が出てきてしまう。 

勉強であれ、スポーツであれ、我が子が頑張って『できる子』『すごい子』『光るものがある子』になると、もっと上へと期待は膨らむし、そのために出来ることを考える。


その熱量の差はあれど、頑張っていることは応援したいし、もっと頑張って欲しいと願う気持ちは親として当然の事かもしれないけど、、


でも、最近、ある出来事を目の当たりにし、自分も度が過ぎていないか?

子供にとってプレッシャーがストレスになっているのではないかな?とはっと振り返させられる出来事がありました。


もちろん、プレッシャーに打ち勝ち、高みに昇っていく子もいるけれど、根底に、その子が産まれてきてくれた時にもった『産まれてきてくれてありがとう』という初心の気持ち。

当たり前に健康で元気に育っていってくれていることへの感謝の気持ちは忘れずにいようと思いました。