マイジムニーSJ10はジャダーが酷く、50Km/hぐらいまでで道路の状況によりジャダーが発生して凄い状態になります。

私は慣れているのでジャダーの発生しそうなときはハンドル操作やブレーキなどでジャダーの発生を止めたり、速度を上げてジャダーを抑えれることもあるのですが、前に車がいたりしてジャダーを我慢することもあるので修理することにしました。

SJ10でのジャダーの発生でよく言われるは、
 キングピンベアリングのガタ
 ホイールベアリングのガタ
 センターアームのガタ
などです。
マイジムニーSJ10は、センターアームはメタルブッシュを入れてガタのないように加工していて3つとも問題無いです。

でも、ジャダーはよく発生しています。
試したことは
 トーイン調整
 タイヤ交換
ですが良くなりません。
ステアリングダンパーを取り付けして抑えようかなと思ったのですが、三菱ジープではリーフとホーシングの間にシムを入れてキャスター角の調整をしているので試してみることにしました。

早速1mm厚の鉄板で
イメージ 1
こんな形状のシムを作成しました。


早速ジープと同じ様に前側にシムを入れてキャスター角を大きくし直進性のアップを狙ってみます。

早速走行すると、ジャダーが前よりも酷くなってまともに走れない。


今度は反対に後ろ側にシムを入れてキャスター角を小さくしてみます。
試走すると、以前よりジャダーの発生が少なくいい感じです。


でも、まだジャダーが発生しているので追加で同じ1mm厚で同様のシムを作成して2枚重ね
イメージ 2
(手前が後側です。)

これでジャダーが発生しなくなり修理完了です。

キャスターを立てる方向にシムを入れているのでトレール量は減少するので直進安定性が悪くなるように思うのですが結果は良好なので
 「キャスター角を大きくしてトレール量を増やしても直進安定性が良くなるとは限らず
  トレール量の定期値範囲を超えると直進安定性が悪くなる」
となるのかな。

マイジムニーSJ10は
 「JA11純正リーフに変えたことで後ろ下がりになり、今までの走行でリーフが波打ってキャスター角が大きくなりトレール量の適正範囲を外れていた」
のが原因かな・・・。