右フェンダーはボディータブとの取付部以外にも
細々と穴があいていて




ざっとこんな感じです。
大きな穴でないので半自動溶接機で穴埋めして、サンダーを駆使して


こんな感じに仕上げました。
一番大きな切り継ぎ箇所は


こんな感じに仕上がりました。
鉄板の合せ目はスポット溶接をしようとしたのですが、アームが入らず殆どできなかったので鉄板に穴を開けて溶接して完成です。


半自動溶接機でスポット溶接のように溶接するために鉄板に穴を開けて溶接するのですが、
普通のドリルで開けると下側の鉄板まで穴があいてしまいます。なのでスポット溶接用のドリルを作りました。
作り方は簡単で、ドリルの先端を両頭グラインダー(ディスクグラインダーでもできますよ)で
切刃をつける
シンニングをする
をして


ロウソクのような形状にします。
シンニングは先端を細くするのが目的で、先端が尖るのでポンチ穴からずれないのでしておきました。
ちなみに以前使っていたスポット溶接用のドリルと比較してみると

右側のドリルは先端の針が直ぐに丸くなり切れ味も悪く刃がぶれるので穴が大きくなる傾向にあります。
スポット溶接を剥がそうとすると穴が思ったより広くなり形もイビツになるので今は使ってません。
今回作った左側のスポット溶接用ドリルは切れも良くきれいに穴があきます。
使い方は簡単で、ポンチの印にドリルの先端を当ててドリル全体を傾けながら回していくだけです。
サイドブレーキのワイヤの動きが渋かったので洗浄・注油です。
ワイヤーインジェクターを持っているのですが、ワイヤーが太すぎて使えないので、ちょっとした小技を使ってみました。
まずは、こんな風に片側にビニール袋をつけて

袋にシンナーを入れて

吊り下げて

下側のインナーワイヤーを回したり出し入れして動かしていくと上からシンナーが降りてきて

中にたまった汚れを落としながら綺麗にしてくれます。
落ちてくるシンナーが綺麗になったら、今度は袋にオイル入れて同じようにして注油しました。