今回は予備のキャブレターを改造しました。
今回の改造は2箇所。
まずは、

アウターベンチュリーの口径アップと上側をエポキシ樹脂(100円ショップのもの)でスムーズ化です。ちなみに、写真の反対側やインナーベンチュリーは「SJ10 キャブレター改造 その1」と同じ事をしています。
加工で加速ポンプノズルは短くなって塞がってしまったので0.5mmのドリルで1穴を開けておきました。
次にバタフライシャフトの加工です。
シャフトをヤスリで削って細くしてサンドペーパーで仕上げしました。

写真はメッキを酸で落とした状態です。
このままでは錆びてしまうので自家亜鉛メッキしてみました。
方法は、酸ポールを適当に薄めて亜鉛を溶かしてメッキ液を作りました。
バッテリー充電器の+極に亜鉛棒・-極にシャフトをつなげて

通電すると泡がブクブク立つので適当に泡を消しながら約20分で完成です。

あまり変わってないようですが、一応亜鉛メッキは出来ているようです。
かなり表面が荒れているのでサンドペーパーやコンパウンドなどで磨いておきました。
ここで取り付けなのですが、キャブレター本体のシャフトの入る穴を見てみると

溝が切ってありました。よくよく思い出してみるとフェルトみないなものでシールがしてあったような・・・。分解して何年かたっているのではっきり思い出せません。
適当なオーリングを入れてみてもうまくいかなかったので、取り合えずグリスを入れておきました。
バタフライの取り付けネジは

黄銅製の電気なべビスを適当な長さに切って使用しました。

一応緩み止めにポンチで山を殺しておきます。
今回はここまです。次回は上側をスムーズ化してテストする予定です。