久々の更新でが、ジープでもジムニーでもなく発電機です。
かなり前にホンダ製EII300という発電機をもらったのですがエンジンが掛からないのでそのままにしていたのですが、近々使う予定なので修理することにしました。
ポイントのチェックとキャブレターの清掃などをしてリコイルを何回か引いてみると初爆はあるがエンジンはかからない。
何度かスターターロープを引いてプラグを見ても濡れていないしスターターロープが軽いような感じがするのでヘッドをはぐってみると。

こんな状態で、ピストンの上に掻き傷があるので一度ヘッドを開けているようです。
圧縮上死点付近で色々見てみると


バルブを取り外してみると


左の排気バルブの上に削った後があり右の吸気バルブと比べてみるとこれだけ上の部分が削れていました。
バルブとコッターだけを取り付けてクリアランスを測ると
排気側:0.55mm
吸気側:0.05mm
と排気はかなり大きく、吸気はかなり詰まっていました。
前に修理した人がバルブとシリンダー側の当たり面もかなり磨耗してバルブが密着しなくなったのでバルブの上を削ってクリアランスを広げようとしたので状況が悪くなったようです。
現状では排気バルブをセットするとバルブが沈んだ分だけスプリングが伸びてリテーナーがコッターを押してバルブリフターに当たっているのでクリアランスがゼロになってバルブを引っ張りきれずに遊んでいるようです。
新品のバルブが手に入れば少しは状況がよくなるのですが、注文先が分からないので対策を考え中です。