今回は友人のSJ10-2が配線ショートで一部が燃えた箇所修理の手伝いです。
この車輌は、友人が電動パワステを取り付け自分がハンドル回りのスイッチ類の移植を行ってます。
当初はメインハーネスをそのままで不良箇所だけの交換を考えたが、メインハーネスも燃えた跡があったので友人が持っていた中古品に交換することになりました。
友人がメインハーネスを交換している時に「どこどこのカプラーが違うけど大丈夫かな?」と連絡があり「大丈夫だと思う」と根拠の無い返答。そしてここからが作業開始です。
前回の作業ではメインハーネスの変更をしていないので「配線の不良箇所を交換するだけで済むな」と思っていたのですが「違うカプラーの箇所」が問題でした。
付け替えたメインハーネスには
電動ウォッシャーの配線
があるので多分4型。3型からスイッチ類がハンドル周りに集中してきているのでこの箇所のコネクターが全く違っているようです。
ちなみにメーターパネルのコネクターは同じでした。
準備していた配線図は2型のものと電動パワステとハンドル周りの配線図のみ。
当初の予定は大きく外れてメインハーネスと配線図を見て想像しながら確認して結線する一からの作業。
それでもライト・ウインカー・キー・ワイパー・その他に分けることから作業開始。
この車輌はワイパーモータをHi/Loが使えるものに交換されているのでHi/Loを使えるようにしたり間欠ワイパーやパッシングが使えるようにしたりと細かな改造もやっておきました。
メインハーネスとの結線をほぼ終えて後は友人にバトンタッチ。
後日、「問題なく動くようになった」と連絡があり一安心。
作業前。ゴチャゴチャしているのはメインハーネス交換後で配線を引張出したりしたためです。

作業後

因みに原因はブレーキのスイッチの配線のショートで、そして周り配線に延焼したようです。