前回はプーリーと出力シャフトのキー溝の幅が違い中断していましたが今回で完成です。
キー材はホームセンターにて30cmぐらいの汎用品を購入して幅と高さを加工。

上が前回作ったカラー(スリーブ)で下が今回作成した専用キーです。
カラー(スリーブ)は内側に段差をつけて移動止めを作っています。
専用キーは細い側がシャフト・太い側がプーリーです。
実際に取り付ける時は写っている面がエンジン側になります。
当初暖付きを①凸型②L型のどちらにしようかと思いましたが、加工が楽なL型にして出力軸側からみると回転が左周りなので力が加わった時に圧縮される方に段差とつけてみました。
で取り付けると

キーは上の写真と断面が違いますが方向を間違えて入れないように暖付き加工は途中で止めています。
モーターについていたワッシャーとボルトを取り付けて完成です。

ちなみにこのプーリーには位置決め(キー止め?)のボルトがありません。
キーはこう配キーでもなく平行キーです。
位置決めはプーリー穴の外側(上の写真の側)の一部がテーパーになっていて少し細くなっていてプーリーをボルトで締めこんでいくことでおこなっています。
と知ったように言っていますが、実はカラー(スリーブ)作って穴に合わせて初めて気づきました。
たまたまプーリー穴の中心ぐらいで内径を計っていたので作り直しにならずにすんでいます。
なんも思わず「プーリーの位置決めはプーリーのキー溝にあるボルトで行う」と思い込んでいました。
使用したエンジンの出力シャフトにボルト穴があったから良かったですが、このプーリーは穴あけが難しいし出力シャフトの中心に振れのないネジねじ切りも難しかったともいます。
今回は結果的に良かったです。
今回の反省を加えると汎用エンジン選択で注意することは
①エンジン馬力
②出力軸の回転方向
③出力軸の回転数
②出力軸の回転方向
③出力軸の回転数
④取付けるプーリーなどの固定方法など(シャフト径とキー溝・位置決めなど)
ですね。