【 黒電話には何ができて何ができないか?・3 】
北朝鮮が宗主国、韓国は従属国。平壌本社とソウル支社。
そんなふうに見立てますと、状況がすんなり腹落ちします。
黒電話はおそらくはこの工作に全力です。...
これ以外にできることはないし、時間もありませんから。
この間にも北の飢餓が進んでいるようですから。
そしてなぜか、興味深いことですが、
米国もChinaもロシアも、他のことはNGだけど、
北朝鮮のこの工作についてだけは許容している。
北が南を攻める分には特に文句を言わないのです。
もちろんそれは韓国が独立した国家として、
自分たちの意思でそれをやっているからです。
自ら進んで隣の宗主国に従い、肩を持ち、
大喜びで尻拭いをしているのだから、
「どうぞご勝手に」ということなのでしょう。
危惧くらいは示すとしても、
それ以上のことは内政干渉になります。
「大丈夫か?脅されてるんじゃないのか?」
「乗っ取られているんじゃないのか?」
なんて聞いてやるほど国際社会は親切ではない。
自分らの意思で従属をめざす国があるなら、
それはそれで仕方ないということでしょう。
しかしでは、この工作は全体として順調か?
私はうまくいっていないと思います。
なんせ本社の元の方針がムチャクチャなのです。
先にも書きましたが、独裁者である黒電話に、
資本主義国家の運営などチンプンカンプンです。
本社は支社をまったく理解せず、
事情を聞く耳も持たず、ノルマを押し付けるだけ。
「米国を説得しろ」できなければ激怒して、
南北共同連絡事務所から、いきなり撤収します。
「仲介役として米国から信頼されろ」
「そのうえで米国をうまく説得しろ」
そんなムチャな命令を出されても困ります。
しかしその困難はすべて韓国側が被るのです。
自ら進んで従属するとはそういうことです。
そしてムントラが進めている、
さまざまな社会主義政策も失敗している。
資本主義経済の基本知識が欠落したまま、
中途半端に最低賃金をあげたりしてるので、
国家経済がボロボロになるのは当然です。
結局、黒電話は、金の玉子を生む
鶏を殺してしまうでしょう。
表向きは西側の資本主義国、
裏では宗主国に尽くす奴隷国家、
という偽装は無理がありすぎます。
それでも黒電話は、当面はこれをやるしかない。
他にできることは何もないのですからね。