カメラを構えると、どんどん寄ってきてしまってうまく撮れない。
数日前に、お山に来た母子。
逃げ回っていたのにね。
数日の間で私を「大丈夫」と理解してくれて。
ありがたいことだと思う。
捨てられて、それでも人に寄り添って生きようとする犬たち。
私たちにできることは、何か。
長くブログをお休みしておりました。
申し訳ありません。
意図的に、ではないのですが。
日中犬たちの世話をし、また犬の用事で出かけ、
その後に、さて、とPC前には来るのですが、
そのまま寝てしまうこともしばしば。
今後、写真のみのブログなども出てくるかもしれませんが、
なるべく現状をアップしていきたいと思っております。
まず、新しくセンターからきた犬たちの紹介です。
一匹、ここで紹介をする前に亡くなってしまいました。
ブラックタンの、ちいさなふわふわしたミックスのおんなのこ
白内障が進み、両目がうまく見えないようでした。
光を感じる程度。
来た当初はまだなんとなく、ほんの少しですが元気があったように思います。
ですが、お山で過ごした数日間、一口も食べ物を口にしようとしませんでした。
無理矢理、シリンジで流動食を流し込んだりもしましたが、
「生きる気力」をなくしてしまっていたように感じました。
捨てられたショックか、救われたと思えたのにうちのようなところでショックを受けたのか、病気だったのか。
私は動物たちが人間と全く同じ様に物事を考えているとは思ってはいませんが、
それでも、気力を失って死んでいく老犬たちは多くいるのです。
目もよく見えず、知らない場所で。
元気を取り戻していく犬たちもいます。
ごはんを食べるようになる。歩くようになる。笑うようになる。
ふわふわのミックスのおじいちゃん、ローニーは、まだ「取り戻す」ことができそう。
足取りがしっかりしてきた。
生きてること、思い出してきてくれたのかも。
小さめの柴犬位の大きさの、ふわふわしたミックスのおんなのこ、ぴーこ。
中年以上ですが年齢不詳。
柴犬のミックスのようですが、小さいわさおみたい。
ぴゃーっと怖がって逃げるものの、人は好きなようで。
数日後には、帰ってきた私を歓迎してくれたり、抱っこさせてくれたり。
距離を縮めつつあります。
若い、まだ1才くらいの甲斐犬。
梅Q。甲斐犬のオスとしては小さめ。
放棄です。
センターに放棄しに行く人も、どこかへ捨てに行く人も、
どちらも良くないので変わりませんが、
放棄の場合、放棄する理由をセンターに伝えなければなりません。
ご年配のご夫婦が、咬まれたと捨てに来たそうです。
センターに犬とともに残される、この「放棄理由」ですが、
大抵、的を得ていません。
または、理由と言えないようなものばかり。
「吠え声がうるさい」という犬は吠えないし、
「咬みついてくる」はずの犬は人懐っこいし。
梅Qは人懐っこく、元気いっぱい。咬むような気配は無し。
ただお散歩は最初激しく引いたので、ちょっとわがままに育ててしまった若い元気な犬を
飼いきれなくて捨てた、という理由が妥当なところかと思います。
だっこもできるし、お散歩も良くなってきました。アイコンタクトもしてくれます。
犬は人を見るので、賢く状況を見ているのかもしれませんが、
これからいくらでも、柔軟に吸収してくれるように感じます。
中型犬ミックスのおとこのこ
獅子雄 (ししお)
名前とは裏腹に、とてもとても甘えん坊のかわいいこです。
まだ年齢も若そうです。推定3、4才。
人懐っこいので飼いやすそうではありますが、ものすごい運動神経の持ち主。
助走なしで150センチの扉を横に走るように飛び越えました。
過去最高かも。
逃さないようにしないとと頭を抱えつつも、犬の凄さにニヤリとしてしまいます。
一緒にランニングしたり、アクティブに過ごしたらきっと楽しいでしょう。
別の日に、ハナさんに引き出しをお願いした二匹。
ハナさん、いつもありがとうございます!!
茶色いラブのミックスみたいなおとこのこ。
だが爺。(あ、名前ですよ。「だが爺」)
それなりに年もいってそう。
シャッター音に首をかしげるというやたらかわいい特技を持っています。
人と密に接していなかったように感じます。
がんこっぽい部分もあり。
まぁ年をとったら誰でもそうですよね。という程度。
そういう部分を直してあげつつ、楽しいことがたくさんあると教えてあげたい。
和犬ミックスのおとこのこ
チビ。
この子もそれなりに年をとっています。
犬にはちょっかい出したがり…ですが、人には優しくなつっこく、とてもかわいいです。
今は疥癬の治療中なので隔離されています。
完治しますのでご安心ください。
それ以外は特に問題のない、飼いやすそうな子です。
この次の分の引き出してきた犬たちの紹介がまだ続き、
容量オーバーが心配なので一旦アップします。