今日は久しぶりの VASALLO CRAB 75 のライブだった。
とても自分個人としても意義のある、大きな気持ちの変化が表れたライブだったと思う。
今まで俺は音楽が大好きだから音楽をやってきた。
でも今はその大好きな音楽を通じて、その先に何か意味のある事が出来たらなと思い始めている。
そういう意味で俺はやっと一歩自分の殻を抜け出せたのだと思う。
音楽で人々の不安を忘れさせたり、希望を与えるきっかけになったり。
音楽にはこの不安な毎日に何か役立てる力がきっとあるはず。
昔うちの母親が言っていたのを思い出す。
幸せとは何かという話をしていた時、「それは他人の役にたった時だ」と母は言った。
当時は何て浮き世離れした感覚で、献身的な考えなんだろうと思った。
自分とは全く違うと思ったし、本気だとは思えなかった。
だが今はその意味がようやくわかる気がする。
いやきっと特別な事ではなく大多数の人が気付かないだけで、本質はそうなのだ。
結局、みんな自分の為に生きているんだ。
だが、その自分が本当に喜びを得られるのは他人の役にたった時なのだ。
他人が喜んでくれるから嬉しいんだ。
俺は今回の震災を経て、他人の、特に被災者の方々や、哀しみや不安、苦労を背負っている人々に少しでも力になりたいと心から感じている。
この気持ちこそが、俺が音楽をやる上で俺に音楽を意味あるものとするものなのだ。
それは確かに自己満足かもしれない。
でもそれで良い。
何か意味ある事をするんだ。
来週末には被災地にボランティアに行く。
そこでボランティアの合間に歌でも歌えたら良いなと思って、一応ギターを持って行くつもり。
今日歌った「希望の歌」はその被災地で歌う事を思い描いて書いた曲なんだ。
ただ被災地だけではなく、不安や哀しみを持った人々にも希望を与えられるような、そんな曲にしたかった。
だから今日どうしても歌いたかったんだ。