こんばんは、ぼなぱるとです( ・ω・)ノ


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とーとー来てしまいました。

20200407収容群保護飼育巣箱が先週から雄蜂のフタを出してるなーとは思ってたので

Kさんに「この巣箱孫分蜂してしまうかもですねー」と先日言ったばかりでした

昨日遅くまで作業して、今日の午前中の作業の準備をして朝寝坊しようと企んでましたらスマホが鳴り

「分蜂したよ」とのKさんからのご連絡でした

まさか朝の8時半に分蜂開始するとは…遠くへ逃げる気満々ですね

即座に跳ね起きて準備をし、

倉庫から予備の待ち巣箱を出して車に積み、

更に予備のキンリョウヘンを積んでKさん宅へ向かいます

9メートルの長得物は既に車に積んであります(磯釣り用のタモの長い奴の事です)


相手は孫分蜂群なので、自分の経験上とにかく手強い相手なので必要な準備は出来るだけ万端にして向かいました






Kさんが大空を乱舞する分蜂群に対し放水で頑張って藤棚に蜂球を作らせてました

孫分蜂なので

とにかく遠くへ、とにかく高い場所へと行きたがるのですがKさん素晴らしいファインプレーです。本当に有り難うございます。

この群は4月7日の分蜂の時も

4月9日の逃去の時も

蜂球が2つに分離してましたので、どうやらこの越冬女王蜂の仕様のようですね

しかし、この越冬女王蜂は4月9日の逃去の時に水溜に落下して溺れてて外界に出るのは懲りたと思ってたのに、まだまだ外界を旅したい冒険心に溢れた越冬女王蜂なんですね

Kさんに重ねてお礼を言って収容準備に取り掛かりますが、上の画像からもわかるように逃げる気満々なニホンミツバチ達のご様子です


どの辺が逃げる気満々かというと

蜂球がざわついていて、全く落ち着いてません

そしてニホンミツバチ達の視線です

こちらの一挙一動に視線を皆で向けて来ていて隙を伺っている感じさえしますね


Kさんに状況を説明し蜂が落ち着くまで持久戦になるかもと伝えると、

「そんならそこで泊まってって良いよ」

との有難い御言葉いただきました。

泊まりは勘弁なので、なんとかします


「なんとかします」の見通しは今日の天気予報です

確か午後から3時間くらい雨マークが並んでた気がします

いくつか処置をして蜂球が簡単には飛び始めないようにして一旦帰宅し、高所作業から低所持久戦に切り替えです

その時何気にNHKの天気予報を見ると昨夜はなかったお昼12時の所に雨マークついてました

ならばなんとかなります

トイレも済ませて現場に戻ります



蜂球は一つに合流してました


ざわつき加減は相変わらずで逃げる気満々



早く雨が降って下さい


12時半になっても恵みの雨は来ません


一瞬だけポツポツと僅かに小さな雨粒が来たので痺れを切らして作業開始


当然ながら普段の分蜂と違い、ちょっとした事で逃去熱が伝搬し一斉に飛び立ち逃げ始めるので、作業は丁寧に丁寧に



このタイミングでふるい落したら駄目だのタイミングは絶対に避けながらの作業で、本当にスローな作業です

ニホンミツバチ達の動向をずっと注視し、働き蜂達が「こう動きたい」を邪魔しないように、その動きを助けるように作業します


一時間くらいかけて8割方のニホンミツバチ達を巣箱に大人しく入ってもらい、上手くいっていて調子にのったぼなぱるとん

Instagram用に素手でニホンミツバチ達を収容する画像を撮り始めてしまいます

それでなくとも逃去熱がオーバーフロー気味なニホンミツバチ達ですが、二回迄は手で掬うのに耐えてくれました


3回目で我慢の限界だったらしく


怒りの「ざわざわ」プラス「高い羽音」で巣箱の中に入った仲間まで呼んで逃去しようとし始めました

バカな事をしたのに即反省したぼなぱるとん

Kさんが準備されてた水道ホースで乱舞開始直後に放水開始しました


ニホンミツバチ達も放水されてもなかなか逃去熱収まらず時間かかりましたが、濡れて葉っぱにとまってる働き蜂を何匹も指ですくって巣箱へ持ってく反省行動でニホンミツバチ達もようやく納得して巣箱におさまってくれました

教訓

「調子にのるべからず」

「雨降りどこいった」←NHKの天気予報最近信用してたのになー



皆さん巣箱に入ってくれたご様子




蜂入り巣箱の総重量です

ニホンミツバチ達を入れる前は4.75キログラムたつたので、分蜂群は1.15キログラムでした


ノシ