番外編的ではありますが、やっぱりこの楽曲を入れたいと思います。
NGT48メンバーが歌っている(世に出ている)曲の中で、秋元康先生の作詞ではない数少ない楽曲(ほとんどないんですがね)。
それが、この「狼たちのカンタータ」。
明日(6月15日)に20歳の誕生日を迎えるひのちゃん(三村妃乃ちゃん)のソロ楽曲!
狼たちのカンタータ
リリースされていないのに、MVがある!
そして、出演しているのが、ちかなとはるか村!
この楽曲は、富山県射水市放生津(ほうじょうづ)を舞台とした地域発信型映画「放生津(ほうじょうづ)カンタータ」のエンディングテーマ。
映画は、りか姫(中井りかちゃん)が出演する、富山県のチューリップテレビで放送されていた「きときゅん♡トラベラーwith T」で「映画に出たい」と言ったのがはじまり。
共演の近藤あやちゃんが、「映画つくってる知り合いいるよ」から、あれよあれよという間に話が進みました。
そして、出演者に、NGT48の2期ドラ3メンバーが選ばれました。
主演にひのちゃん(三村妃乃ちゃん)。助演に、はるか村(小越春花ちゃん)、ちかな(安藤千伽奈ちゃん)、あおちゃん(古舘葵ちゃん)が抜擢!
そして、りか姫もめでたく出演!
この映画は、2020年10月に開催された京都国際映画祭で公開されました。
ティザー映像
ひのちゃんは合唱部員の高校3年生の役。
卒業後は上京して、音楽の仕事に就くことを夢見ていました。
ちかな、はるか村はひのちゃんの同級生役。
合唱部は部員減少による存続の危機に立たされていて、その合唱部の顧問がりか姫!
高3の三学期、東京から来た突如転校生がやってきます。その転校生役があおちゃん。
実はピアノがとても上手い役どころ。
フォトブックの言葉を借りると、
歌手になることを夢見る女子高生・那古(三村妃乃)
ピアノを弾くことに迷う転校生・そら(古舘葵)
日本のベニス“内川放生津”を舞台に
何に向き合い“どんな人生を描くのか?
りか姫以外の4人は初めての映画出演。
しかもひのちゃんはもちろん初主演!
でも、持ち前の度胸と、ミュージカル経験を生かして、見事主演を演じきりました。
ほかのみんなも、初々しさも感じつつ、精一杯の演技でした。
脇を固めるキャストさんたちも豪華。
ホームページはもう残っていませんが、ぜひ、再演してほしいなあ。
それにしても、たかが2年されど2年。
みんな大人になったなあ。
あおちゃんは撮影当時はまだ中学生だったのに、今年は高校3年生だもんなあ。
映画のことが長くなりましたが、肝心の「狼たちのカンタータ」について。
作詞・作曲は、この映画の監督、金森正晃氏。またの名をDD監督(笑)
48グループ作品とはかなり雰囲気の違う、ロックな楽曲。
技術的にも結構難しいと思いますが、そこはテイクを重ねて納得いくまでがんばったというひのちゃん。完全にアーティスト三村妃乃です。
コロナ禍で映画公開が限定的になってしまったのがとても残念!
でも、この楽曲は、今でも聴けます!
ひのちゃんの伸びやかな声、ちぃはるの2人が自分たちで考えた振り付けによるダンス。
3人にとっては恥ずかしいかも知れませんが、ファンにとってはいつまでも見ていたい、聞いていたい曲です。