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| 書棚に張られた防犯ミラー(左)(福岡市・天神のジュンク堂書店福岡店で)=田中勝美撮影 |
同署は「さらに効果を確認したうえで、理解が得られれば、ほかの書店にも設置を呼びかけたい」としている。
中央署によると、管内の中央区では昨年、34件の盗撮を確認。そのうち11件が書店で起きていた。今年も今月11日時点で18件を確認し、うち7件が書店だった。
立ち読み中の女性に背後から近づき、携帯電話のカメラ機能を使ってスカート内を撮影する手口が一般的。20歳代の男性が多いという。書店では本に熱中し、洋服店などに比べて被害に気づきにくいため、同署は「実際はその倍以上の盗撮が行われている可能性もある」とみている。
このため、同署は6月、大手のジュンク堂書店福岡店に協力を求め、被害が多い美容や育児、看護などのコーナーの書棚に計30枚の鏡(縦横各4センチ)を張りつけた。鏡の周りの部分には「スリ 盗撮に要注意」などと書き、注意を呼びかけた。
鏡は女性の首から腰の高さにあり、本を読んでいても目線を少し上げれば、背後の左右約3メートルずつの範囲がはっきり見える。張りつけた場所ではその後、盗撮被害は確認されていないという。壹岐直也店長(58)は「効果が確認されたので、ほかの書棚への設置も検討したい」と話す。
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