みなさんこんにちは!(^^)

2014年度2回目の更新となる今日は、
このテーマについてお話したいと思います!

「なぜタダゼミの活動が必要なのか?」


■「良い勉強」はお金がなければ受けられない?

東大生の家庭の年収は1000万円以上という話が
一時期話題になっていましたよね。

2012年度の東大の調査では、
57%の東大生の家庭の年収が
1000万円を超えています。

「質の高い」教育を受けるには、どうしてもお金がかかってしまう。

そのわかりやすい例が、この東大のお話です。


どこでそんなにお金がかかるのかといえば、
やはり塾などの学校外の勉強が多いです。

お金をかければ良い教育を受けれるというのは
当たり前とも言えます。

しかし、そもそもその教育を受ける機会が
生まれた時から平等にあるわけでないのが問題と言われています。



では、そのような教育を受けることができない
子供はどれくらい日本にはいるのでしょうか?


■貧困状態の子供が多い日本

厚生労働省の調査では、
日本では6人に1人の割合で
子供が貧困状態にある
と言われています。

ここでいう貧困状態は相対的貧困のことで、
人並みに暮らせる年収以下のお金で生活をしている状態を指します。

OECD諸国と比べても、
日本の相対的貧困率の高さは上位に入るといわれています。

つまり、「質の高い教育」を受ける機会が
少ない子供が日本には6人に1人いるわけです。

このような経済格差により生まれる教育の差が、
「教育格差」と呼ばれるものです。


あまりそういった子供の存在が見えてこないため、
そんなにいるんだ!という実感は持ちづらいですよね。

なんでそんなに貧困状態の子がいるのか、
といえば複数の要因が組み合わさっていますが、
景気の影響や、両親の離婚などが考えられます。


では、教育に差が生まれるとどうなるのか?

高校卒業後の進路が、
家庭の年収によって差が出るというデータが有ります。

簡単にいえば、
年収に差があることで、
子供の将来の選択肢も変わってきてしまうということです。


また、貧困の固定化という言葉があるように、
年収の低い家で育った子供も、
年収が低くなる傾向にあります。

このように、教育格差があることで、
将来の選択肢が限定され、貧困の連鎖が生まれやすくなってしまう

という状態があります。



■塾に行かなくても、自分で頑張って勉強すればいい?

たしかに塾に通わなくても、
自分一人で勉強を頑張ることもできます。

でも、それって結構しんどいですよね。

しかも、わからない問題を
自分一人で解けるようになるのはすごく難しいことです。

学校の先生を頼ることもできますが、
1人の先生が1人の生徒に避ける時間は限られています。

だからこそ、タダゼミでは
生徒ひとりひとりの勉強のサポートをしようとしています。



■タダゼミは勉強と夢をサポートする場

タダゼミでは、
家庭の経済事情で塾に通えない子の
勉強をサポートすることで公立高校の合格を目指し、
貧困の連鎖を断ち切る一歩につなげようとしています。

連鎖を断ち切るという意味では、
より偏差値の高い高校に行けたほうがいいのかもしれません。

しかしタダゼミでは
生徒にとって一番良いと思える進路を
応援したいという思いがあるため、
偏差値の高い高校に合格することは目標にはしていません。

それよりも、

「家の経済事情で、何かを諦めることを当たり前にしてほしくない。」

「自分にもこれができる!という成功体験をして欲しい」



という思いがあるため、
生徒が自分のがんばりに自信を持ち、
胸を張って夢の実現に向かっていけるような
気持ちのサポートを一番大切にしています。



今回のブログはここまでです!

説明がわかりづらいところもあったかもしれませんが、
タダゼミの活動がなぜ必要なのか、
少しでも理解していただけたら嬉しいです!(^^)