このブログの読者であるなら、すでに知っていると思うが
【「西松建設前社長が小沢氏からの便宜供与を否定」(世田谷通信)】
http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/
という記事が「きっこのブログ」に掲載されている。
以前の耐震偽装疑惑の時にもきっこ氏の情報収集能力には驚いたのだが、このきっこ氏のところには「色々な情報が集まる」のは確かなので、多分であるが、この情報は「かなり信憑性が高い」のではないかと思う。
なんせかんせ、耐震偽装疑惑では、事件の渦中の中にあったイーホームズの藤田東吾氏なども「きっこの日記」には記事を寄せたりして信頼していたくらいであり、実際、「きっこの日記」はマスコミの知り得ないような情報を多くつかんでいた。
【構造計算書偽造問題 - Wikipedia】
そのきっこ氏が、出した情報なのだから、情報ソースにはそれなりのものがあるのだろうと推測される。
ともかく「世田谷通信(これは、架空の通信である)」によれば
【西松建設の国沢幹雄前社長が、民主党の小沢一郎代表側からの便宜供与はなかったと証言していることが分かった。東京地検特捜部は、西松建設による小沢氏側への献金は公共工事などの見返りを目的としたものとして捜査しているが、国沢前社長は「公共工事が欲しかったので(小沢氏側への)献金を続けていたが、まったく工事を回してもらえないため、このまま献金を続けていても無駄だと思い、2つの政治団体を解散するに至った」と証言した。】
ということなのだから、これが本当ならば、「これからどうするの?」という感じである。
【【ブログ、西松事件は特捜部副部長の独断、中堅検事も「無理だよ」と言っている、検事総長は様子見】 小沢内閣待望論】
http://www.asyura2.com/09/lunchbreak16/msg/844.html
によると
>【西松事件は特捜部副部長の独断で進んでいるようで、中堅検事も「無理だよ」と言っているそうです。検事総長は様子見です。代表に波及する見通しはない。】
との意見も出されているが、これも、あまり的外れとも言えないようである。
その他にも、色々と「怪しい情報」も玉石混淆とネット上には転がっているわけであるが
情報を総合すると、どうも、この逮捕劇は「東京地検の特捜部の副部長の暴走」ではないかという気がしてきている。
一般マスコミから、細切れでリークされてくる情報も、「特捜部の副部長の暴走」という状況に矛盾する情報は見当たらず、小沢氏の強気の態度や民主党内の小沢氏の擁護論とも矛盾しない。
Kも、田中-金丸-竹下-小沢金権体質というものに先入感を持っていたようで、正当な判断が遅れたのかもしれないが、前三代の失敗から「法に触れない事」を学習していれば、少なくとも、「検察に食いつかれても大丈夫」な程度には身を正していると見るのが「知恵ある人」であろう。
検察とすると、ここで、政権に変わられると、昨日の「マスコミの報道しない情報」に関する事などの「検察の恣意的捜査」というような状況が暴露され、非常に困ることになるので、民主党にダメージを与え、組織を守りたかったというような焦りがあったのだろうか?
「奥イラク大使の米軍誤射疑惑」以降、どうも、現在の警察機構は「与党や米国に媚びている」という姿勢が見え隠れしているような気もする。
それは、マスコミもだが、三権分立どころか、政治検察マスコミ司法財界と五権癒着の上に立法と行政は同じ面子となっているのではないか?
仮に、小沢氏の秘書を「見込み逮捕」した上で、立件できないとすると・・・
結構面白い状況になるのかもしれない。