何となく思いついたのだが、現在の貯金の金利は0.1%になっているはずである。
これは、日銀の金利なので、実際の貯金金利は、もう少し低く、ゆうちょ銀行の通常貯金は0.05%である。
定期貯金だと、もう少し率が良いが、まあ、精々が1.2%くらいのようである。
【定期預金金利比較】
http://www.ukakihirniknikoyikiet.com/
を、読んでみると、新生銀行やオリックス信託銀行が金利が高いようであるが、キャンペーン金利だったりもする。
全国の銀行の平均は、およそ0.35%とも書いてあるが、仮に、1.2%であっても100万円積んでおいても、年間で12,000円の金利にしかならない。税引き後では9,600円である。
これを、考えてみると、仮に会社を退職して、1,000万円の退職金をもらったとして、すべて、貯金に回せたとしても、96,000円の利息では年金もらうまでは食いつなげないということである。
年金は国民年金の満額でも、年間80万円弱のはずであるが、ここから逆算すると、一億円程度の貯金が必要になるという計算になるだろう。
で、株に投資したらを考えてみた。
これは、あくまでシミュレーションであるから、頭から信じないで「自分の頭で判断すべき」であるが、まあ、少しだけお付き合い願いたい。
例えば、ヤマハ(株)(東証1部:7951)という会社がある。
http://quote.yahoo.co.jp/q?s=7951&d=c&k=c3&h=on&z=m
楽器では世界最大の会社であり、現在の株価は821円だったりする。
この企業の、実績として、一株あたりの配当金は50円である。
つまり、この株を1000株買っておくと、年間5万円の配当金をもらえる可能性はかなり高い。
さらに、この会社は、株主優待制度もあり、ヤマハリゾートのオリジナルギフト商品ももらえたりする。
株は価格が流動しているので、821円の株を1000株買ったとして、721円になったら100,000円の損になる訳だが、それは売り買いを前提にした考えであり、売り買いを前提にしなければ、多少の価格変動は「気にしなければ良い」のであり、配当金と優待をもらい続けていれば平和である。
ヤマハ(株)の場合だと、目標株価は915円となっていて、一株純資産も1,573円になっているので、一般的には、それほど、株価が下落するとも思えないが、まあ、こればかりは分からない。平成20年度の年初来安値は742円であり、下がった時に狼狽売りでもしない限りは、リスクは少ない方の株だろうと思う。
世界の同時不況の影響もあって、業績は落ち込んでいるが、ここが倒産するくらいになると、日本の経済はガタガタになっているだろう。
倒産リスクも「他の企業に比べて、高い」というほどではないだろう。ここよりは、自動車会社の方がリスクは大きいと思えるが、まあ、そこは個人の主観的な判断かもしれない。
まあ、ヤマハ(株)は、配当金が高い方なので引用したわけであるが
(株)壱番館(東証1部:7630)・(株)吉野家ホールディング(東証1部:9861)・(株)ゼンショー(東証1部:7550)・キューピー(株)(東証1部:2809)あたりを100株ずつ(吉野家は1株)も持っていると、優待で「色々食べる楽しみ」が生まれたりする。
この辺の株は、内需産業の株なので、外需産業の株に比べリスクは少ないとも考えられるが、一度購入したら、あまり売り買いせずに「優待」と「配当金」を楽しみに持ち続ける方の株と考えるべきだろう。
(30日現在の価格だと、すべてあわせると490,300円くらいの購入費がかかる。)
配当金の感覚としては4%~6%くらいの企業の株は結構ある。
すべての企業ではないが、結構な数の企業が、中期決算時にも配当金を出していたりする。
一概には言えないが、中期配当は本決算期の半額くらいが多い。
仮に、本決算時5%配当の企業なら、年間7.5%の配当金がもらえたりもする。
仮に1000万円を投入しておけば、約750,000円、国民年金の満額にかなり近い数値になる。
さらに、言えば、決算期というのは会社によって違う。
圧倒的に3月末決算の会社が多いが、12月決算とかも多い、例えば(株)キャノン(東証1部:7751)などは12月に本決算をする。
配当月に仕込むと結構値段が高くなっていて、配当金の権利獲得日以降に大きく株価が下がるような銘柄も多いのだが、一日の取引量が多い株だと、それほどでもないようである。
まあ、一概には言い切れないのだが、少なくとも、取引高が少ない銘柄だと、配当取りした後に「買い手がいないので売り抜けられない」という事態になる。
こうなると、資金に限りある状況下では、次の株を購入する資金ほしさに「捨て値で投げ売りする」ということになり、配当金以上の損を出すようなことになる。
しかし、ここを巧くクリアできるのなら、毎月、年4~5%くらいの「その月決算の企業の配当金」をもらうことができる。
つまり、1000万円の資金があったとして、500万円分は「長期所有の優待・配当金(中期配当も計算)」に当てたとして、残り500万円を「その月が決算期の企業の配当金狙いに当てながら、毎月回していく」という手法が成立することになる。
巧くいけば「毎月25万円程度の配当金がもらえる」ので、年間収入は300万円あまりになる計算である。
計算上では、動かさない株の500万円分が、優待の楽しみと、それなりの安定収入を生み、それ以外に年間300万円の収入が得られるのだから、ほとんど、生活できるという計算になる。
で、この場合、株は、基本的には、配当の権利確定日前の一ヶ月くらいまえに、取引量の大きい株から、高配当の「潰れそうもない企業」から、ピックアップする。
数日の平均などから、少しでも安そうな仕入れ時を狙って購入する。
仮に、仕入れ値+配当金を上回るような値段になった時には「基本的に売る」ということも考える。
概ね、仕入れ値の110%の価格になったら、配当金の権利確定日前にでも売る。
もっとも、権利確定日の後になっても、それほど値を崩さないと思う場合には、その限りではない。
権利確定日を過ぎたら、出来るだけ、速やかに、仕入れ値より高い値段で売り抜けるということを考える。
取引量の多い株であれば、権利確定日の後、一時的に値を下げても、その後、権利確定日に近い水準まで、値を戻してくる銘柄も多い、後は、仕入れ値と、権利確定日の値段の差の問題でもあるが、権利確定日の近くに急激に値を上げた株だと、かなり値を下げる可能性が高い。
反動リスクを避けるためには「110%」になったら売ってしまうのが一番、リスクが少なく、確実にもうかる方法であり、滅多に10%配当の銘柄はなく、この方法によって、すべてが配当金の権利獲得前に10%の儲けで売りさばけたなら、計算上は、年収で600万円になっているはずである。
とはいえ、世の中不景気なので、倒産しない企業など分からないのも事実である。
当面、自動車産業の関連の株は避けた方がいいかもしれない。
建設・不動産関係の株も厳しい
基本的には、外需産業は、企業の決算予想をよく見た方が良い。
まあ、デイトレとか売り買いによる差益を目論むのではないのなら、とりあえず、有名な東証1部上場企業なら、ほぼ、大丈夫とも思う。
トヨタ・ソニーショックとかが、報じられているが、トヨタとかソニーが倒産するようなことになったら、倒産しない企業など予測も出来ないだろう。
一般的に、住友商事とかの総合商社は、配当も高く、株取引高も多い。
値段は乱高下しがちであるが、ある程度、安いときに仕入れて、放置しておくのには適しているとも思える。
何より、株価全体の目安にもなっている気がする。
ということで、Kの「机上の空論、株口座」は、ここまでである。