2015年製作で、日本では未公開と思われるフランス映画
「メイド・イン・フランス-パリ爆破テロ計画-」を観ました
主要なサイト上で、まだほとんどレビューが無いので、
ネット上でどの程度の評価をされている映画か分かりませんが、
「フランスで2度上映中止になった問題作」という
大々的なキャッチコピーにひかれて借りてみました
パリでは現実に同時多発テロ事件がありましたが、
そのテロ事件にまつわるドキュメンタリーなのか
全くのフィクションなのか その辺りの予備知識も
さっぱり分からないまま観始めました。
釜山国際映画祭、ミュンヘン国際映画祭、
タリン・ブラック・ナイツ映画祭などに正式出品されているようです。
本来のイスラム教がどんなものなのか全く知りませんが、
元々の教えを歪めて歪めて、過激な思い込みに凝り固まって、
この映画のリーダーのように、「(無差別大量虐殺をしても)神は赦して下さる」
と本気で考えているテロ指導者たちが、世界に大勢いるのだろうと
思うと恐ろしくなりました。
平和な日本で観てもこれほど恐ろしく感じるんだから、
実際にテロにあったフランスの人たち、特に犠牲者の遺族とかは
とても観れないですよね。。2度上映中止になったというのも肯けます。
数少ない情報から判断するに、日本でも劇場公開されなかったようですが、
今や世界のどこで発生してもおかしくない無差別テロ。。
日本人としても、観ておいて全く損のない作品だと思います。
もちろん、この映画を観たからって何か備えが出来るわけじゃありませんが、
欧米先進国の中に潜んでいるテロリストがどんな人たちなのか、
この映画からイメージすることは出来ます。
緊迫感とリアリティのあるアクションが好きな方や、
各国のテロ事件の報道を注視している方にはオススメの映画です
映画の内容とは全く関係ありませんが、この映画で登場する
テロリストのリーダーの名前が「ハッサン」なので、
時折ドラクエ6のハッサンを思い出してしまいました。。
ドラクエ6に思い入れのある方は、少し観賞の邪魔になるかもです。。
映画「メイド・イン・フランス-パリ爆破テロ計画-」予告編
「メイド・イン・フランス-パリ爆破テロ計画-」を観ました
主要なサイト上で、まだほとんどレビューが無いので、
ネット上でどの程度の評価をされている映画か分かりませんが、
「フランスで2度上映中止になった問題作」という
大々的なキャッチコピーにひかれて借りてみました
パリでは現実に同時多発テロ事件がありましたが、
そのテロ事件にまつわるドキュメンタリーなのか
全くのフィクションなのか その辺りの予備知識も
さっぱり分からないまま観始めました。
釜山国際映画祭、ミュンヘン国際映画祭、
タリン・ブラック・ナイツ映画祭などに正式出品されているようです。
パリ郊外のイスラム原理主義グループの集会に一人の男が潜入していた。
名前はサム。フリーのジャーナリストだ。
自身の身分を隠し、原理主義者たちと行動を共にしていく中で
彼らがパリ市内で爆破テロを計画している事実をつかんだサムは、
そのスクープをメディアに持ち込むも、「実行犯に指示を出している組織のトップ
が何者なのか分からないままではニュースにできない」とつき返されてしまう。。
もはや後戻りも出来なくなってしまったサム。。
身の危険を感じつつも、さらなる深部へ調査に乗り出すのだが、
身の危険を感じつつも、さらなる深部へ調査に乗り出すのだが、
グループと行動を共にするうちに、サムはいつの間にか
自分自身も犯罪に加担せざるを得ない危うい状況に直面するのだった・・・
という感じの物語。
正直それほど期待していなかったので、
時間のある時に細切れに観るつもりでしたが、
とりあえず序盤だけ観るつもりで、夜中に観始めたら、
全く目が離せなくなり、一気に最後まで観てしまいました
最初から最後までかなりの緊迫感で、中だるみはゼロ。
なかなかの衝撃作です
思いがけず見応えのある作品と出会うことが出来ました
この映画は、パリに住むイスラム原理主義者たちが、
アルカイダなどに触発されて、パリ市内で同時多発テロを
計画するという「フィクション」なんですが、
不幸にも映画の製作中、本当にパリでテロ事件が発生してしまいます。。
1回目は「シャルリー・エブド襲撃事件」、2回目は「パリ同時多発テロ事件」。
公開予定だった2015年に、フランスで立て続けにテロ事件が発生した事で、
この映画は2回も上映中止に追い込まれますが、そのことは世界のニュースで
取り上げられ、かえって映画に対する関心が高まったようです。
ネット上にあまり情報が無いので、3度目の正直で公開されたのかどうかは
ハッキリ分かりませんが、「VODリリース後、フランス国内の歴代記録を
塗り替えて100,000視聴を突破」と書かれているので、
正直それほど期待していなかったので、
時間のある時に細切れに観るつもりでしたが、
とりあえず序盤だけ観るつもりで、夜中に観始めたら、
全く目が離せなくなり、一気に最後まで観てしまいました
最初から最後までかなりの緊迫感で、中だるみはゼロ。
なかなかの衝撃作です
思いがけず見応えのある作品と出会うことが出来ました
この映画は、パリに住むイスラム原理主義者たちが、
アルカイダなどに触発されて、パリ市内で同時多発テロを
計画するという「フィクション」なんですが、
不幸にも映画の製作中、本当にパリでテロ事件が発生してしまいます。。
1回目は「シャルリー・エブド襲撃事件」、2回目は「パリ同時多発テロ事件」。
公開予定だった2015年に、フランスで立て続けにテロ事件が発生した事で、
この映画は2回も上映中止に追い込まれますが、そのことは世界のニュースで
取り上げられ、かえって映画に対する関心が高まったようです。
ネット上にあまり情報が無いので、3度目の正直で公開されたのかどうかは
ハッキリ分かりませんが、「VODリリース後、フランス国内の歴代記録を
塗り替えて100,000視聴を突破」と書かれているので、
劇場公開は叶わなかったのかもしれません。
この映画を観ながら、“潜入つながり”で
香港映画の名作「インファナル・アフェア」(2002年)を思い出しました。
パリに潜伏する、たった数人のテロ組織の物語なので、
「インファナル・アフェア」に比べたらスケールは小さいですが、
緊迫感のレベルは負けていないと思います。
リーダーに進言しますが、リーダーは「これは神の意志だ」と断言します。この映画を観ながら、“潜入つながり”で
香港映画の名作「インファナル・アフェア」(2002年)を思い出しました。
パリに潜伏する、たった数人のテロ組織の物語なので、
「インファナル・アフェア」に比べたらスケールは小さいですが、
緊迫感のレベルは負けていないと思います。
本来のイスラム教がどんなものなのか全く知りませんが、
元々の教えを歪めて歪めて、過激な思い込みに凝り固まって、
この映画のリーダーのように、「(無差別大量虐殺をしても)神は赦して下さる」
と本気で考えているテロ指導者たちが、世界に大勢いるのだろうと
思うと恐ろしくなりました。
平和な日本で観てもこれほど恐ろしく感じるんだから、
実際にテロにあったフランスの人たち、特に犠牲者の遺族とかは
とても観れないですよね。。2度上映中止になったというのも肯けます。
数少ない情報から判断するに、日本でも劇場公開されなかったようですが、
今や世界のどこで発生してもおかしくない無差別テロ。。
日本人としても、観ておいて全く損のない作品だと思います。
もちろん、この映画を観たからって何か備えが出来るわけじゃありませんが、
欧米先進国の中に潜んでいるテロリストがどんな人たちなのか、
この映画からイメージすることは出来ます。
緊迫感とリアリティのあるアクションが好きな方や、
各国のテロ事件の報道を注視している方にはオススメの映画です
映画の内容とは全く関係ありませんが、この映画で登場する
テロリストのリーダーの名前が「ハッサン」なので、
時折ドラクエ6のハッサンを思い出してしまいました。。
ドラクエ6に思い入れのある方は、少し観賞の邪魔になるかもです。。