日本では2013年9月から2014年1月にかけて、
カートゥーン ネットワークにて放映された、
ジョージ・ルーカス製作のTVアニメ
「クローン・ウォーズ/シーズン5」をみました!!

シーズン1からずっと観ていますが、このシリーズは
非常にクオリティが高く、本編の「スター・ウォーズ」と比べても
全く見劣りしない面白さ
なので、シーズン5もずっと気になっていたんですが、
色々あって後回しにしているうちに、DVDレンタル開始から
半年以上も経ってしまいました。。
(放送期間中の2013年10月に、DVDレンタルも開始。)


ルーカス・フィルムが2012年10月にディズニーに買収され、
エピソード7~9の新3部作の製作が決まり、嬉しさ半分、
不安半分
って感じでしたが、何とこの「クローン・ウォーズ」
シーズン6以降の製作打ち切りが発表され、不安は一気に倍増しました。。

物語の中に、中途半端になってる内容が沢山あるのに打ち切りって。。汗
ディズニーの都合だけではないと思いますが、
世界中の「スター・ウォーズ」ファンを激しく失望させてしまい
2015年12月に公開予定で、初のディズニー製作となる
「スター・ウォーズ/エピソード7」に向けられる視線は
非常に厳しくなった気がします。。
(それでなくても高いハードルなのに。。)

今回も若干ネタバレありなので、これから観る方はご注意下さい。
テレビアニメですが、テーマ分けは「アメリカ映画」にしました。

















銀河系をめぐる紛争は、ダークサイドの影が忍び寄るなか、
危険極まりない局面に差しかかっていた。
分離主義勢力に支配された惑星オンデロンでは、
正義を求めて戦う自由の闘士による反乱が勃発。
ジェダイの卵である子供たちの新しい力は海賊の試練にさらされる。
冷酷なダース・モールは復讐を遂げるべくオビ=ワン・ケノービと対決。
さらに身に覚えのない罪に問われたアソーカ・タノ
無実を証明せねばならず、ジェダイへの忠誠心が試される
・・・という感じの物語。

















「クローン・ウォーズ」って何はてなマーク って方もいると思うので、説明すると、
「エピソード2」「エピソード3」の間の時代を描いた物語で、
実写映画では描ききれなかった、長く激しく壮大なクローン戦争
描いたアニメです。導入の部分は劇場公開され、続きをTVで放映しています。

どのシーズンも面白いですが、今回は一段と面白く見所も満載でしたビックリマーク
中途半端なまま打ち切られてしまうと書きましたが、
一番気になっていたアソーカの事を、語りきってくれた事は救いでした。
実写映画の「エピソード3」アソーカが登場しない事から、
勝手に戦死するんだとばかり思っていたんですが、
まさかあんな形でジェダイ・オーダーを去ることになるとは。。
あそこまで名誉を傷つけられるのは、ジェダイにとっては
死ぬより辛いことだと思います。。親友にも裏切られ、
仲間だと思っていた人たちからも見放され、痛々しい結末でした。。

でも、死んでないって事は、エピソード7以降で登場したとしても
おかしくないわけで、ちょっと期待してしまいますねw
アナキンから直接指導を受けたアソーカと、年老いたルーク
対面するシーンを想像しただけでワクワクしますアップ

アソーカが去る直前だったためか、全体的にアソーカの活躍する
物語が多かった気がします。シーズン1では頼りないアソーカだったのに、
今回の活躍や、終盤の逃走シーンをみると、成長ぶりがスゴくて驚きますw

アソーカの一件で、ジェダイの組織の欠点にスポットが当てられてるのも
面白いですねw シーズン5では、ダークサイドの力がより濃厚に
なってきますが、最後の最後で、観る側にジェダイに対する
不信感を抱かせることで、破滅に向かって進んでいる事
強調されているような気がします。
















アソーカの物語は、シーズン5の大きな見所ですが、
もう一つの注目ポイントは、ダース・モール VS オビワンです!!
「エピソード1」オビワンに真っ二つにされたモールは、
当然死んだと思われていましたが、シーズン4で復活ビックリマーク
今回はサヴァージと組んで、2人がかりで
オビワンを倒そうとしますが、オビワンの力もパダワンの頃とは
比べものにならないほどアップしていて、凄まじい死闘が
繰り広げられます。見応えありすぎて鳥肌ものでしたアップ

そして、それと対比するかのように描かれるのが、
同じくモール&サヴァージのシス卿コンビと、
ダース・シディアス(後の皇帝)の戦いです。
まさか、ダース・モールダース・シディアスの戦いが
観れるとは思いませんでした
アップ
サヴァージはともかく、モールの強さは半端ないのに、
まるで赤子の手をひねるかのように、軽々と倒してしまうとは、
ダース・シディアス、恐るべき強さです。。
「エピソード6」で、ヨーダルークに向かって言った言葉
「皇帝の力を侮るな」を思い出しました(笑)
旧3部作しか無かった当時は、皇帝のスゴさがイマイチ伝わってこなくて、
ピンと来ないセリフでしたが、ヨーダが言っていたのはこれかビックリマーク
と思いました(笑)















実写映画の「エピソード2」は「これからクローン戦争が始まる」という
ところで終わるんですが、「エピソード3」の冒頭は、もう戦争末期。。
肝心のクローン戦争がほとんど描かれていないため、
実写映画だけでは、物語の真の壮大さを理解することが出来ません。
なので、「スター・ウォーズ」ファンだけど、TVアニメの
「クローン・ウォーズ」は観てないという方には一押しですグッド!

実写映画しか見ていなかった時は、グリーバス将軍を見ても、
突然出てきて、あっという間に倒されるボスドロイドとしか
思えませんが、クローン・ウォーズでの活躍を見てからだと
感情移入も出来て、面白さも倍増しますアップ
また、「エピソード2」で暗躍したドゥークー伯爵が、
「エピソード3」冒頭でいとも簡単に処刑されてしまうのも、
唐突感がありますが、クローン戦争の中での数々の失敗を見れば、
皇帝ドゥークーに見切りをつけたのにも納得がいきます。

最初にも書きましたが、残念なのは、シーズン6以降の製作打ち切りにより、
「エピソード3」と直結せずに終わってしまいそうな事です。。
ただ、打ち切り決定前に、すでに製作が始まっていた物語については
そのまま製作が続行され、後日「ボーナスコンテンツ」として、
何らかの形で公開される
そうなので、今やそこに期待するのみです。

「スター・ウォーズ」の好きな方なら、100%楽しめるアニメシリーズビックリマーク
シーズン5までで100話あるので、最初から観るのは大変かもですが、
忙しい時間を割いてでも、観る価値のある作品ですグッド!






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「クローン・ウォーズ/シーズン5」予告編