昨日のこちらの投稿の続きです↓



中1の終わりから不登校が始まり、中2は丸々別室登校で、ほとんど教室に行けなかったお兄ちゃん。




そんなお兄ちゃんが中3から毎日教室に朝から行けるようになるまで、一年をかけて少しずつ「できた」を積み上げて言ってたように見えました。



その事について具体的に記録しておこうと思います。





中1の春休み前から不登校

朝腹痛を起こすようになり、授業中に腹痛を起こしたら嫌だから行きたくないと言いました。



中2はほぼ午後から別室に登校。

給食も食べられませんでした。

11月ごろまで、ほぼこう言った生活が続きました。

午前中は家でオンライン授業を見ているといいつつ、横でゲーム三昧。



課外授業や修学旅行に行く

(そのための授業にも参加。友達とクラスで楽しく作業をする時間が増える)

体育祭は見学。



合唱コンクールに参加(10月末)

(練習も参加。参加できることに自信を付けていく。ただ、修学旅行明けから、先生から教室に行くように言われることが増え、それがストレスになり不調に。市の不登校支援施設(元々登録し、相談に乗ってもらっていた)に相談し、学校へ教室に誘導するのは辞めてもらうよう伝えていただく。)



11月ごろから給食を毎日食べるようになる

(別室の先生に電話し、給食を食べるよう誘って貰うことになってから食べれるようになる。無理に先生達に教室に誘導されなくなってから、安心したのか、調子が良くなってくる。また、別室に友達が増え、楽しそうに見え始める。)



1日1教科だけ授業に参加する日がふえる

(別室の友達が教室に行く姿に刺激を貰ったのか❓行く頻度が増えてくる。発表もするようになる。)



春休み前には、午前中から別室に行けるようになる

(次男がインフルになり、家にずっと居たため、学校に行かざるを得なくなり、朝から嫌々ではあったけれど登校。しかし、これが良いきっかけになったと思う。朝から続けて行けた‼️と言う自信がつき、自ら教室に行く頻度も増えてくる。)



春休み前の修了式の前の日から、朝からずっと教室で過ごせた。

(体育、副教科の実技などは参加できない1年間でした)



春休み

(これまで宿題など提出物は出来てなかったが、春休みの課題は全て自ら終わらせた)



3年の新学期から、教室で全ての授業(体育も含め)を受けれるようになる。

(3年からは行くよ!と言っていたが、本当にこの日から教室にいけている。担任の先生も一年の担任で、2年の間も気にかけてくださっていた信頼できる先生になったので、それもよかったと思います。(もちろん登校するまでは担任が誰なのか知りませんでしたが行けました。)



今に至る(1日も休まず、朝から登校しています。)






こんな流れでした。

中1の終わり、突然始まった不登校。
最初に、息子には出席日数の話や受験の話はしました。

本人も行かなきゃ行けないという危機感はあったようで、午前中何しててもいいから、とりあえず午後からは学校には行く❗️と言うのは、私と息子の中でのルールでした。


病院からも、市の支援施設からも、少しでも学校に行けてるのはすごい事よ❗️頑張ってる❗️
と言われて、息子も私も励まされました。





振り返って見ると、3月から11月ごろまでは結構波があり、荒れていたなと思います。

本当に前向きになったのは春休みの直前だったなぁ。
その頃には別室での様子も楽しそうで、教室に無理に連れて行かれる心配もなくなり、安心できる場所になっていたんだと思います。
その環境ができて、初めて自分から「教室に上がろう」と思えたんだと思います。


本人のタイミング‼️
パワーが溜まればそのタイミングは来る‼️
周りはそれを待つしかない‼️


と、不登校児の親の会に行ってもみなさんおっしゃいます。

この一年が親からすると「もったいない。無駄になった」と思っちゃいますが、本人にとっては、これから何十年と続く人生の中で、一休みする大事な一年だったんじゃないかなと思ったりします。