こんにちは

こどもの生きやすさをラクにする

人の発達を支えるシッター

the Uba goes

-乳母が行く-

フリーランス保育士の

若林貴代美です

 

 

 

緑が眩しい季節ですね〜

 

先週末のサポートはお弁当を持って、

 バスに乗り都立砧公園へ行ってきました。

 

芝やシロツメグサの草丈がほどよ〜く伸びていて

 寝転がるとふかふかさが気持ちよく

 

小さい人は自然のベッドでウトウトしていました目がハート

 わたしも一緒に昼寝したかったよ〜…。

 

 


 

さ〜て、きょうは、

 

 

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経験が少なくて〇〇ができない

って、何の経験が少ないの?

 

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について書いてみようと思います。



先日、幼稚園の先生からこんな話を聞きました。


「年中クラスの人なんだけど、

階段を一段一足、交互に足を出しての登れなくてね、経験不足だったみたい」



なるほど、
確かに経験不足ねと
私も同意しました。


けど、ちょっと待って








「経験不足」って何の?



階段を登る、そのものの行為ではなく、

その前の段階に
経験の足りなさがあるんじゃない?というのが、

私の意見でした。


例えば、
こんな



ハイハイをあまりしてない、
歩くこともできる人が寝転がっておむつを替える、
衣類や靴の着脱を座ってする、



揺れる、跳ぶ、回る、

ブランコに乗って揺れる、段差を飛び降りる、

回転遊具や回転椅子で回る(目が回るも含む)

 


くぐる、またぐ、よじ登る

椅子の下やトンネルをくぐる、

木の根や段差をまたぐ、

自分の腰より高いところをよじ登る

 


など、

カラダを動かす体験が少ない。

 





 

階段を交互に足を出して登れない背景には、

こんなことも経験として足りなかったのかも。

  


階段を交互に足を出して登れても

降りることはできるかな?

誰かに手をつないでもらったり、

手すりや壁を頼らなくても登り降りできるかな?

 


なぜ、

他の経験不足の背景があることに気づいていた方が

良いかというと、

関連する「動き」の苦手さや未発達さを

そのままにしておくと、繰り返し、

つまづきが起こるからなんです。



年齢を重ねるごとに遊びや行動は複雑になってくるでしょう。
例えば、
片足で立ったり、上や下、横と顔の向きを変えると

バランスが取れずよろける、倒れる、

なんていうことが起きたら、

日常生活で困ることは結構ありますよね不安ガーン






他にも、足指が丸まっていたり、

足裏が着けていなかったり、

音の聞こえや目の見え方なんていうのも

関係することもあります。



大きくなればなるほど、
カラダのパーツをバラバラに動かし、

さらにそれをまとめあげて、

行動につなげていくわけです。



経験が少なくて、何かができないというとき、

そのものの動きの他に経験不足はないか、

ちょっと見てみると、

その子の発達はグイッと進むと思いますキメてる







大事なのは

特別なところへ通うとか、

習うとかしなくても、

機会さえあれば日常の暮らしや遊びの中で

育まれるってこと指差し



こどもの生きやすさがラクになる世界を

一緒につくっていく、

おとなを増やしてゆきたい〜!


若林でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。