スキーをするときのように

谷側山側を感じるからだの感覚はいつどうやって育つの?

 

斜めになったからだをコントロールする動き

意外と遊びや生活の中にない⁈

 

                  一歳の人

Ubaが板を立てかけたところを

彼女は上りはじめました🤣

手のひら足の裏を全力で使ってる!😳

 

 

                  二歳の人

 

真っ直ぐ立つのは難しい

腰を下げて縦、横のからだの軸を探してる感じ!😳

 

 

この動きに必要な感覚は

人の育ち(発達)に重要な役割をもつ

基礎中の基礎の三つの感覚

育ち(発達)のピラミッドの底辺を支える、

触覚(自覚しにくい)、固有受容覚(力加減の感覚)、前庭覚(平衡感覚)

*Ubaはピラミッドの一番底辺は呼吸だと思っていますが…

その上に基礎感覚、五感、運動、情動、認知…かな

 

 

足の裏、手のひらから感じている接地面、

もしかしたら背中にひっつくシャツの具合も(触覚)

谷側と山側と左右の脚が感じる異なる力加減、

からだの動かし具合を感じる(固有受容覚)

重力に逆らって真っ直ぐに姿勢を保つために体幹でバランスをとる、

そして向いている方向を感じる感覚(前庭覚)

 

これらをフル活用しないとこの動きはできないね

 

 

 

 

 

 

こんな風に上下へからだを垂直に動かしていく

ことは、遊んでいれば百万回経験するだろ〜って思います。

 

けれど、

斜めに立った状態、谷側山側を感じたまま

水平に前後へ進む

または垂直に上下へ進む

 

⛷スキーや⛰登山のほかに

こんな動きどこでする?

 

そもそもいつ獲得するよ?

この異なる右と左のからだの使いかた

はたとそんなことを考え込んでしまいました😂

 

                     三歳の人

 

少し恐怖を感じられるようになった三歳

立ちすくんでいます

いままさに三つの感覚から得た情報が

電気信号となってマッハのスピードで

全身から脳へ、脳から全身へ

駆け巡り伝わっているところ

 

さてさて

この感覚をまとめあげてどう動くか…

 

ここで頭に浮かんできたのが

保育園勤務時代に遊んでいた土手…

そう言えば、あそこで遊んでいるとき

彼らは仲間のいる方へ行きたくて

この斜め状態で移動して行ってたっけ…

谷側山側の脚を動かす度に

ヒョコッと飛ぶような感じで…

上体は前傾気味に腕を伸ばしてバランスとって…

動物のように四つ這いの姿勢をとる人もいたな

そうこうするうちに

上体は真っ直ぐ立っていて

素早い動きに変わっていってた…

確かあれは一歳クラス後半、

二歳クラスの人はおおかたこの動きを

夏前には身につけてこなしていた気がする…

いやちょっと待って

〇歳クラスの後半から一歳クラスの前半に

土手に積まれた土嚢の山をたっぷりと遊んだっけ

不安定な足元でからだをコントロールする感覚を

身につけていたのか!

 

やっぱり

遊びの環境ですね

大人が整えなければならないけれど

その環境があれば

ジブンの気持ちを感じて

ジブンでからだを動かしていく

そして、感覚をジブンのものにしていく

 

あ〜

いつだってジブンで育ってゆくのね

 

今回もまた教えてもらいましたよ

どうやって彼らは基礎感覚を

ジブンで育てゆくのか…

 

これは一例です。

土手がない地域の方が多いですよね。

山や雑木林がないところの方が多いですよね。

じゃそんなとき、どうすればいいか…

近くにプレイパークはないですか?

アスレティックのある公園はないですか?

坂道は?布団の山やビーズクッション、バランスボールなどなど

探せばなにかは、ありそうですね。

 

 

Ubaはこういった小さい人たちの

感覚育てを一緒に考えます

 

 

the Uba goesとは

子育ての後押しをしながら、子どもの育ちやお家の人の心のケアをします。人の育ちにちょっとだけ詳しいUba(シッター)がお家まで行って、それぞれの暮らしにあったケア(支援)のカタチを提供します。

 

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母親に代わって子育てする人のことを昔むかし乳母と呼びました。the Uba goesは現代版乳母として、代わって子育てするわけではなく、子育ての後押しをしケアする、子どもの育ちをケアする存在です。