連日ここでご説明している睡眠時無呼吸症候群とは
おそらく 1970年代あたりから
世界的にも 広く
認識されるようになっております。
覚えていらっしゃる方もいるかも知れませんが
日本では、2003年の山陽新幹線の運転士が
なんと 業務中、運転中に
居眠りしていたことが発覚する事件がありましたよね。。

このときは幸いにも犠牲者は出ませんでしたが、
なんと運転士が意識のないまま時速270キロメートルで
約8分間も疾走した後、
自動列車制御装置が作動して停車した模様です。
もう少し詳しく調べてみました。
2003年2月26日JR山陽新幹線岡山駅で
東京行の新幹線が、所定の位置より
約100m手前で止まり、
3両ほどがホームからはみ出したまま停車。
車掌が運転席に駆けつけると、
運転士は腰掛けたまま睡眠中であった。
後の調べで、この運転手は体重が100kgを
超える肥満タイプであり、
眠りが浅いなど数年前から
SASの自覚症状があったことがわかった。
その間、運転士は眠り続け、
車掌に起こされるまで意識がなかったといいます。
この一件は、睡眠時無呼吸症候群の
怖さを広く知らしめることとなりました。
これにより にわかに注目され、広く一般の方にも
知られるようになったと思います。
これ以外にも日本におけるSASに
よると考えられる事故は複数ありました
1) 2005年11月 名神高速道路で多重衝突事故(7人死亡)
⇒弁護人が鑑定を求めた結果、SASと診断
2) 2004年3月 羽田発山口宇部行の
全日空航空機で機長が居眠り
⇒2004年7月 訓戒処分
(SASと緊張感の欠如が複合したと判定)
3) 2003年10月 名古屋鉄道新岐阜駅で
電車がホーム端の車止めに衝突
⇒2005年3月 書類送検 その後
2006年2月 業務上過失致死傷罪
(SASの診断がされたが責任能力ありと判定)
日本では その後 平成14年の道路交通法改正において、
免許の拒否、保留、取り消し
又は停止の対象に病気として、
「重度の眠気の症状を呈する睡眠障害」が挙げられております。
免許申請時及び更新申請時に
申告すべき症状として 実は、
「十分な睡眠時間をとっているにも関わらず、日中活動している最中に
眠り込んでしまうことが週3回以上ある方」が
明記されました。
しかし、重要なことは、適切な治療を
受ければSAS患者であっても健常人と
何ら変わりはないということです。
このような道交法の規制がネックになって
患者が生活上の不利益を被ったり、
病気を隠すために受診抑制が
生じたりしないようにしなければなりません。
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