来年2021年の今日、東京オリンピックが開催される

 

 

 

今日、1年前イベントで競泳の池江璃花子選手が新国立競技場に登場した

 

無観客の会場で、来年の開催に向けてコロナ禍の困難を乗り越えようと、自分自身の闘病時の映像が流れ、その内容は全世界に発信されたようである

 

池江選手も、すっかり健康そうで、病気を克服しつつあるその姿を見て一安心といったところか

 

強靭な精神力と体力で闘病しているさまは、多くの国民に勇気と希望を与えてくれる

 

 

 

しかし問題は、本当に1年後にオリンピックが開催できるのか?ではないだろうか

 

コロナ対策だけで、感染を封じ込めるのだろうか?

 

当然、開催となったら世界各国から多くの選手や関係者が入国してくる

 

彼らを入国させるための、防疫はうまく機能するのだろうか?

 

感染した入国者はそのままUターンで自国に戻って行くのであろうか?

 

そのような事が多発したら競技自体が成立するのであろうか?

 

また、1年後の日本が安全な国になっている保証もない

 

仮に、感染が2次、3次と拡大して国内を汚染してしまえば、他国のオリンピアンも入国を躊躇するだろう

 

日本は、多額の投資を行いインフラを整えてきた

 

また、IOCは多額な放映料を世界中のメディアから集金している

 

そんな、それぞれの利益をめぐる思惑が、今後どのように影響してくるのだろう

 

ここにきて、84年のロスオリンピックから始まった、あまりにも商業ベースな大会内容が首を絞める結果になりつつある

 

 

日本は過去にも1940年に東京開催のオリンピックを返上している

 

今回もそのような事になるのではないかとオヤジは思うのである

 

ここらで、オリンピックのあり方を見直すためにも、中止でもいいのでは

 

選手の皆さんは競技に人生を懸けて、青春を懸けて血の出る思いでオリンピックを目指してきたのもよく理解できる

 

その救済をどうするかなどの問題は確かに大きい

 

これは、国家の威信をかけるというよりも、人類の威信をかけて解決しないといけない問題である

 

本来、国家とか、宗教とか、人種とか、イデオロギーとかそんなものに関係ないポジションに

オリンピックがあるのではないか

 

 

 

 

地球チームで、この禍を乗り切れたら本当のユートピアがそこに出来るような気がする