『』 | 拙い言葉で戯言

『』

愛したい
それこそが形づく歪んだ意味で
皮膚の内側で滲む無彩色
泣いた数だけ抱き締めています


哀してる
目の前の君に向けた言葉は悲観的
抉れた声から吐き出す愛
微笑んだ罪悪感を嘆いています


壊れる度に溺れて
零れた先に凍みて


握り締めた手紙破れ
連ねた答え伏せて見て見ぬフリを…
置き去りに此処で汚し
雨の弾けた嘘を『』




(*『』はご自由に埋めて下さい)