ペク・ドンス <ノーカット完全版> DVD-BOX 第一章 ペク・ドンス <ノーカット完全版> DVD-BOX 第一章
(2012/07/18)
チ・チャンウク、ユ・スンホ 他

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妹に借りて観た「太王四神記」の子役ユ・スンホ。
その前に観ていた「善徳女王」のチュンチュ役では、
「眉毛、太っ!」
ぐらいにしか思っていなかったのですが
「太王四神記」を観て、なるほど、彼が人気俳優であることがよく分かりました。
憂いのある演技は、ただの子役とは思えないものがありました。

で、そんなユ・スンホが大人になってこれまた影のある刺客の役をするなんて
カッコいいに決まっている!
と、観たのですが・・・

ユ・スンホ演じるウンのカッコよさといったら、期待を裏切りませんでした。
子役時代は、ドンス役を演じたヨ・ジングのほうが圧倒的に存在感がありましたが
青年期からは、やはり主役はウンでした。
刺客として生きるしかない自分の運命から逃れられず
でも、ドンスとの友情との間で苦悩するウン。
あの長髪で黒装束に身を包んだ刺客スタイルが本当によくお似合いで・・・♪

アクションシーンも良かったし、BGMが何より、ワクワクする感じがしてドラマを盛り上げていました。
ただ、ベテラン俳優のアクションの凄さに比べたら
ちょっと若手二人(ドンスとウン」は、迫力に欠けたかな?
と、いう気はしてなりませんでしたが。
いや、かっこいいんですけどね。

正直、途中だれてしまって、観るのが辛い時期もありましたが
後半はかなり引き込まれて観ました。
きっとハッピーエンドなんてあり得ないのだろうと分かってはいましたが
それでも、ウンが殺し屋から足を洗ってドンスと幸せに平凡に暮らす、
そんな夢を、ウンと同じように見てしまいました。
ドンスとの最後の決闘シーンは、号泣。
最後までウンを信じ、友情を守ったドンス。
二人の物語は最高でした。

(そのほかのとって付けたようなハッピーエンドぶりは蛇足)

そして、さらにユ・スンホにはまってしまった私は
そのまま
「プロポーズ大作戦」を観て
ドつぼにはまっていってしまうのでした・・・


<評価>
総合 ★★★★☆
アクション ★★★★★
男の友情 ★★★★★

面白かったは面白かったんですけど
「トンイ」に比べると、ワクワク感が無かったというか
物語が多少単調さが感じられました。
ま、ウンがいっぱい出てこればそれで満足だったんですけども。