道すがら、競馬がどうの競艇や競輪がどうの…


どうやら大切なデータが入っているとアピールしたいらしい。


それになんでも彼はこの管轄ないで知らぬ者がいない悪だと言うこともアピールしていた。


(ふーん、で?って感じ)






派出所に着くとお巡りさんが居ない…

巡回や事件事故で居ない時もあるのよね…

まったく居ないって展開は考えてなかった。

ま、備え付けの電話があるし、かけてみようかとダイヤルを回そうとしたら、やんわりと若いお巡りさんが出てきた。



「何があったのですか?」




私は朝からの事を説明し始めた。