変!」



そう言ってモニターを見る嫁。



コートに背広のおじさんがカップ麺にお湯を入れているようだった。



「あ、新聞盗るつもりみたい!」



コンパクトに折り畳んだ新聞を小脇に…
って瞬間、嫁が走って出て行った。



私も追うとおじさんが出入口から出て行った時だった。



嫁に捕まったおじさんが買うつもりだったとか言い訳しながら戻ってきた。



私は横でおじさんを睨みつける。



「これは?」
と嫁が袋に入ったホットドリンクを指さすと
『これは買うつもりない…』
おじさん、訳分からん言い訳。



新聞は精算しようとするがあちこち探しても所持金115円…



『後で買いに来るから…外にカバンあるから…』
って、しどろもどろに。



私は冷静に睨みながら見ていたがよく見るとカップ麺うちのじゃないし。
(あれは7さんとこのや)



おじさんに
「外にカバンがあろうが商品持ったまま一旦外出たら泥棒だからなっ!」
って一喝すると
『すみません…』



とボソボソ言いながらカップ麺を握りしめて出て行った。

外にバッグはあったようだが新聞を買いに戻る事もなく足早に街に消えて行った。




初心者な店員はうちで買ったカップ麺と思い、箸をあげお湯の場所を教えたみたいだが、カップ麺が入っていたらしい袋は後から見ると7さんの袋でもなく、まったく無印の袋。


どうやらそのカップ麺も…箸が無い理由からも分かるよね…










はぁ携帯でのカキコミはツライ。

バイトの件の続報を書くのはいつになるやら。