今日から氷室まんじゅうを販売。


6月30日の氷室開き、7月1日の氷室の日に無病息災を願い、酒まんを食べる風習がある。




今年は2割ほど発注を控えた。
でも150個ばかりのまんじゅうを見るとビビってしまう。








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氷室の日とは?

もとは加賀潘前田家が江戸の将軍家に雪を固めた氷(実際は今で言うカップに入った、かき氷みたいなものだったのだろうか?)を献上したのが云われ。



金沢の奥座敷、湯涌温泉がある山間に氷室小屋があり、大きな穴があいていて、そこに雪を入れては踏み固め数トンもの雪を詰め込む。


それをムシロなどで保温し、5ヶ月後の6月30日に取り出す。


昔はそれを長い日をかけ江戸まで運んだ。
着いた頃には一握りほどになっていたそうだが、夏に食べる氷は格別だったでしょうし将軍も喜んだことでしょう。




まんじゅうは氷が人々が無事に江戸まで届くように前田綱紀が神社にまんじゅうを供え祈願したのが始まりとか。



今では和菓子屋さんの一大イベントになっている。


市場で聞いた話ではあんずもこの日に食すとか。
まんじゅうほど広まってはいませんが。