Wikipediaから引用するとフランチャイズとは



>一方が自己の商号・商標などを使用する権利、自己の開発した商品(サービスを含む)を提供する権利、営業上のノウハウなど(これらを総称してフランチャイズパッケージと呼ぶ)を提供し、これにより自己と同一のイメージ(ブランド)で営業を行わせ、他方が、これに対して対価(ロイヤリティー)を支払うことを約束するによって成り立つ事業契約である。


と、ある。


平たく言えば看板料と運営ノウハウの提供をしてもらう代わりお金を払うと言うこと。


コンビニに関して言うとセブンイレブン・ローソン・ファミリーマートの上位3チェーン以外で果たして看板料として支払う価値があるチェーンがあるのか?


パッとコンビニ名を聞いて躊躇なく入れる所、と考えると上位3チェーンが思い浮かぶと思う。

地域によるかも知れないが3っのチェーンのどれかが多数派を占めている地域が多いはず。

(中部地区でサークルkが多数派・・・という地域性もあるが)


この誰もが安心して入れる看板を使う権利のための対価として払うのがロイヤリティー。

知名度・安心度に応じて差があってしかるべき。


次いでノウハウ。



PB(プライベートブランド)商品の開発やNB商品の荒利、商品選定や販売方法、店員の接客方法、それを各店舗に落とし込む本部担当者、CM、店頭の決済端末・ATM、その他・・・

そう言った商品供給やお客様の利便性や荒利の確保、知名度アップといった点、また有名チェーンでアルバイトすると言う応募する時点でのアルバイトの質や教育(異論はあると思うが)といった点でも上位3チェーンの優位性。

これにはそれ相応の対価として(支払額が合っているかは別として)ロイヤリティーを払う価値があると思う。



が、しかし問題はそれ以下のチェーン。



私の加盟している中堅クラスのチェーンは実力がないのにセブンをまねたパッケージにする。

売上高がないのに荒利分配制にし少ない荒利を高チャージ率で分配する。


確かに現代的なコンビニを運営する為にはお金が掛かることは解る。


しかし、真似て同じ事をしても追いつけないのが商売。


実際、私の加盟するチェーンが売上比率ロイヤリティーの時代と荒利分配の現在で本部の力が変わったか?

と言われると大幅には変わっていない。

強いて言えば商品値入り率が向上したくらい。

これは本部の収入にも直結するから当然と言えば当然。

あとは担当者の巡回の回数が増えた。

が、指導内容は同等か下がった。

これなら多少、商品値入り率が悪くとも売上比率のロイヤリティーのほうがオーナー手取りが多い。


と言いつつ私の店はCタイプ(経営委託店)だから高チャージはやむを得ないのだが、Aタイプ店の店長をしていた実感からロイヤリティーに関して考えることも多い。