商工会の月報のコラムに書いてあった、企業が採用した中で本当に使える人員の数。

100人採用した中で5人が会社の為役に立つ社員となり、15人はどうにもならない社員、残りの80人は右に行くか左に行くか若しくは後退するかも知れない社員になるのだとか。

企業はその5人を求め面接し採用する。


コンビにでも同じ。


単位は違うが年間100人面接して採用したなら、そのうち使えるのは5人くらい。

しかし、その5人は来年も同じように使えるバイトとは限らない。

そこが企業との差か。





その状態を見て今のアルバイト、特に大学生を見て考え込んでしまった。

これからの少子化時代。

当然、企業からの門戸は広がっていく。

子供達にしたら今まで以上に入りやすい状況が続くことになる。

だが、少子化の弊害としてパイの減少も同時に起こる。

と、なると今の子供達は入ったは良いが、売上に対する必要とされる人員が今まで以上に少なくなり不必要とされる若い社員が増える可能性がある。

今の子供達は早期にリストラ対象となる可能性が大だと思う。



今のバイト達はお金に関する欲や出世に関する欲が無い。

右へ習え。

他の奴より抜きん出ることを嫌がり、人並みの生活を求める。

その中で人より抜き出ることができ、生活に人並みを求めない奴が縮小社会で生き残れる人員だと思う。



ただただ、昭和の時代の生き方、もっと言えばそれ以前の先輩達の生き方そのままなのだが。

それがやはり仕事の基本なんだと思う。



余暇の充実や、権利・・・

そういった知識だけを学校で植え付けられた現代の学生達。

いざ自分達が社会を引っ張る歳になると実感してわかると思う。

しかし、若い頃に見につけないと歳をとってから急には変える事はできない。