今日は朝4:30に市場に行ってきた。


その帰り道、大きな交差点で左折しようと信号待ちをしていた時から横断者がいるのを確認していた。

青になり、当然自転車に乗ったおじいちゃんが横断するのを待っていると、おじいちゃん横断歩道を渡りながら私の目の前で手を上げて行った。


最近は「まだ渡ってこないだろう、車のほうが速いだろう」って横断歩道の先に居る歩行者を気にかけず左折する車は多い。


しかし今日のおじいちゃんは運転者として当然の”待ち”をしてだけなのに手を上げて「ありがとう」の挨拶をしてくれていった。



私も当たり前に待っただけだが嬉しくなった。

おじいちゃんは当然の権利で横断歩道を渡ったのに待ってた私にお礼をしていった。

当たり前じゃないプラスなことするだけでみんな心が豊になれるんだ。


こんな小さなことの積み重ねがスムースな交通を産み出すんだな、思いやれる社会を作り出すんだなって思う出来事だった。




その嬉しい気持ちを持ったまま店に到着すると入口にタムロする若い娘達。



邪魔だよなって思うまもなく

「邪魔だからどこうよ」

女の子が言った。

そうしたら一斉にみんな退いた。



若い子達もさ、みんながみんな悪い自覚持ってないとは限らないんだよね。


欲を言えば、ここに座っていたら迷惑だよねって誰かが来る前に思っていればそこにはタムロしなくなるんだろうけど。


私を含めて大人の教え方もあるんだろうね。


タムロしてても気にしないはずの若い娘達が自主的に退いてくれただけで嬉しくなる。



こんな些細なことの積み重ねで過ごしやすい社会を作っていくんだろうな。