入荷量の極少ないカボチャだそうだ。
久しぶりに早朝、市場に行くと
「珍しいものあるよ。
これ。
ほんと、美味かったよ!!
どう?」
その形、値段を見てコンビニで売れそうにないなと思ったが、
「売るんじゃなくて食べてみて。
うちでも売る為に置いとるんじゃなくて、
食べてもらう為、置いとれん」
なぜか聞いてみると、
入荷数量同等の引き合いがあり、店頭用に余ることは極稀でほとんどが入荷即完売になるらしい。
美味しいのにまだまだ生産量が少なく需要に追いついていない。
料亭や割烹、高級店で消費され一般のスーパーには並んでいないのだそうだ。
説明のパンフレットを見ると、
米ぬかや堆肥等の有機肥料を使用し皮まで安心して食べることの出来るカボチャ。
栗のようなホクホク感と甘味が特徴。
何より、名前の由来が、
食することで健康になり、家が栄え、村が栄え、町が栄える
ことを願って命名されたと。
能登半島沖地震の被害が早く癒えたのも(まだ完全ではないが・・・)このカボチャのお陰か?
と思わせるネーミング。
これは食べてみなきゃ!!
それにこのブログみてる人に知ってもらいたいな!!
と、思い買っちゃいました。
市場で?00円。市場価格なら1本1,000円くらいかな?
で、
どんなカボチャかというと
こんな形。
メジャー、解り難いかと思いますが35㎝超。
切ってみると、
普通のカボチャっぽい。
が、皮は【極薄】。
さぁ、ご期待の?
インプレッション。
当然、調理は私ではなく
おばあちゃん。
煮物は年の功です。
写真とるの忘れたけど、
金沢弁で言うと『こっぼこぼ』
柔らかくても食感があり、甘味とコクがしっかりしている。
何より皮をそのまま煮ても柔らかい(薄い)。
つまり皮を考えて煮ると煮すぎてしまう。
さすがのばあちゃんも少し煮すぎだった。
しっかり煮たカボチャでも「皮食べてる」って感覚あるでしょ?
それがない。
このカボチャでも時々、ほんの稀に筋と言うか固いところがあるが野菜には仕方のないことでしょう。
それより、
『焼いたん』
が私的には絶品!!
調理した嫁曰く
(切って焼いただけ。それでいっぱいいっぱいw)
「あっ!!と言う間に焼けた」
これは実が柔らかく皮が薄いからでしょう。
「気をつけないとすぐ焦げちゃう」
って言ってた。
焼肉屋さんなんかでカボチャ焼くと色が変わってきて皮に焼き色入ってって感じですが、それと比べたらあっという間に焼けてしまう。
肝心のお味は・・・
焼き栗?焼いも?
甘味いっぱいホクホク、こぼこぼ☆
はっきり言って
「煮たん」
より
「焼いたん」
がオススメ!!!!
今までのカボチャにない
焼きカボチャが味わえます!!
この自然な甘味は洋菓子にも合うかもって感じもします。
でもこのカボチャ。
市場にも週1くらいで少量入荷だそうですから、なかなか手に入らないでしょうね。
うちのばあちゃんも見たのこれで2回目って言ってましたから。
どうしても食べてみたいと思った方、プチメで相談ください(笑)
押さえますから!!

