組合の会長であり、卸問屋会長。
昭和9年生まれ。
72歳。
超元気。
中央市場通り商店街をつくり、発展させることをこれから10年間のライフワークにすると。
これから10年て・・80歳超えるのに、この意欲。
スゲー!!
この問屋、私の師匠が出入りしていた問屋であり、現在は師匠の長男も働いている。
そんな繋がりもあり、本部の推奨商品では足りない商品を仕入れに行っていた。
いつの頃からか仕入れに行く度ゆっくりしゃべるようになり、今では仕事仲間や友達としゃべっているような感じで会話している。
今日は私の商売とは関係なく、中央市場商店街をどう発展させていくか?という話に。
「仲卸のパイロット店みたいなのを場外に作ると良いですよね。こんなものあるよ!!って。そこで気軽に買えれば入場登録しても場内に入る人増えると思うし。魚や地物を置けばお土産屋さんにもなるし、観光客も呼べれば良いですね」
会長も
「どうしても市場と言うイメージから簡単に入れないと一般の人は思う。市場はこんなもの扱っているって店を作るのはいい」
と思っていたらしい。
確かに10数年前、初めて踏み込んだ時の敷居の高さ。
ある青果野菜卸の奥さんは
「そう思う人もいるから、何も考えずすぐ声かけているんだけどね」
と言っていたけど、全体の空気感が『とっつき難い』感じを出していると思うし、いまでもそう感じる。
でも入ってみると『とっつき難い』感じは吹っ飛ぶんだけど。
スーパーみたいに『いらっしゃいませ』とか言われるわけではないし、親しみ難いのは確か。
でも野菜ソムリエの比ではない知識を持ったセリ人から話を聞いて、物を買えるのは飲食店の方々からしてもメリットになると思う。
誰でも入れる、とっつき易い場外店舗。
そんな店作りたくても・・
今は私に余力はない。
だから直接協力は出来ない。。
素人アイデアは出せるけど。
実行したくても出来ないんだよね。
そういえば、会長こんな話もしてました。
「もう隠居しても良いんだけど自分に時間割を作って、毎日店に来るんだよ」
うーん
気が抜けるのに気を抜かない。
尊敬。
「コンビニは締めるって気分の切り替えできないからな」
心の切り替え努力しないと。
「まだまだ(会長の年齢の)半分。もっと足掻かないと。達観するには早いぞ」
今は永遠の長さに感じても、振り返れば一瞬か・・