もう、2週間しかない。
なのに、工場長の機嫌が悪い。
あーーーーーー
誰か助けてくれ(またオレも誰かに頼るのか?)。
そんなとき、社長が物の品質を落とそう、と提案してきた。
「そんなことできるわけないだろう!」
パン班長は今までに見せたことのない剣幕で襲いかかった。
少し前に見せた弱音などまったく見せずに。
そして、襟をつかんで言った。
「俺たちが作ってきた物ってそんなものだったのかよ!」
みんなのまわりにあった不安が一気に消飛んだ。
そうだ、そうだと、空気が和んでくのが伝わってきた。
社長は罰が悪そうに縮こまっている。
こうして、3Eサンドイッチ製造工場の平和は保たれた・・・
ちなみに、数秒後にわかったことだが、彼の言葉は暴君ハバネロの受け売りらしい・・・
