こんにちは!栗林です![]()
会社を経営していると思う事があります。
個々人の能力を上げていけば、会社全体のレベルが上がる事になり、結果として会社のレベルが上がる事になります。
それはわかっているが、具体的にどのようにすれば良いか。
今日はその点を明確にするため、「個人の能力をどうすれば効率よく、確実に高められるのか」というテーマについて解説します。
努力しているのに成果が出ない人。
勉強しているのに成長を実感できない人。
実はそれ、努力の量ではなく「やり方」に原因があります。
多くの人がやっている「伸びない努力」
多くの人は、次のような努力をしています。
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とりあえず毎日やっている
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同じ作業・同じ勉強を繰り返している
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苦手なことは避け、得意なことを続けている
一見、真面目で継続力もある。
しかし、この方法では能力の伸びは頭打ちになります。
そこで重要になるのが、デリバレイト・プラクティスとインターリーブ法です。
デリバレイト・プラクティスとは
「弱点を狙い撃ちする練習」
デイバレイト・プラクティスとは、簡単に言うと 「自分の弱点だけを集中的に鍛える方法」です。
ポイントは3つ
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明確な課題がある
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苦手・できない部分に集中する
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フィードバックを必ず得る
楽な練習、慣れた作業は成長を生みません。
成長は常に、少しキツい場所にあります。
例
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営業 → 話す練習ではなく「クロージングだけ」を磨く
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技術 → 全体復習ではなく「ミスが出る工程だけ」を反復
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勉強 → 得意科目ではなく「間違えた問題だけ」をやり直す
「できること」ではなく「できないこと」に向き合う勇気
これが、能力を引き上げます。
インターリーブ法とは
「あえて混ぜることで、実力を定着」
インターリーブ法は、複数のテーマを交互に学ぶ方法です。
一つを完璧にしてから次へ、ではありません。
あえて切り替えることで、脳に負荷をかけるのです。
なぜ混ぜると伸びるのか?
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思い出す力が鍛えられる
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判断力・応用力が高まる
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実戦に近い状態になる
例
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勉強 → 科目A → 科目B → 科目A
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仕事 → 設計 → 見積 → 現場 → 設計
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自己成長 → 読書 → 実践 → 振り返り
「理解した気」ではなく「使える力」に変わるのが特徴です。
個人の能力を本気で伸ばす使い方
最も効果が高いのは、この2つを組み合わせることです。
ステップ①:インターリーブで全体を回す
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仕事・勉強・学習テーマを回す
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自分のクセや弱点が自然に見えてくる
ステップ②:弱点をデリバレイトで潰す
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見つかった弱点を一点集中で強化
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フィードバックを取りながら改善
この繰り返しが、「成長が止まらない人」を作ります。
成果を出す人は、努力の仕方が違う
成果を出している人ほど、
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何となくやらない
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苦手から逃げない
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わざと負荷をかける
これは才能ではありません。
正しい方法を知っているかどうかの違いです。
まとめ
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量より質 → デリバレイト・プラクティス
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定着と応用 → インターリーブ法
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最短成長 → 両方を意識的に使う
もし今、「頑張っているのに伸びない」と感じているなら、それはチャンスです。
努力の方向を、少し変えるだけで、成長スピードは一気に上がります。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。




