こんにちは!栗林です栗

 

皆さんは、人生が思い通りにいかないと感じたことはないでしょうか。
自分の周りだけ、うまく世の中が回らない。
自分だけ損な役回りばかりが巡ってくる。

そう感じた経験は、誰にでもあると思います。

 

こういった状態に陥りやすい人の特徴の一つに、自分でコントロールできないものまで、あたかも自分がコントロールできていると思い込んでしまうという傾向があります。

 

これを「コントロール幻想」、心理学では「統制の錯覚」と呼びます。

 

成功している人たちは、この存在を理解したうえで仕事や人生を組み立てています。
今日は、成功者になるためにこの「コントロール幻想」とどう向き合うべきかをお話ししたいと思います。

 

 

まず前提として、世の中には、コントロールできるものコントロールできないものが存在します。

例えばビジネスで言えば、

・景気
・相手の感情
・受注の最終判断
・タイミング
・競合の動き

こういったものは、どれだけ優秀でも完全にはコントロールできません。

 

しかし一方で、

・行動量
・準備
・提案の質
・スピード
・信用の積み重ね

これらは確実に自分でコントロールできます。

ここを履き違えると、人は苦しくなります。

受注できなかったとき、「自分が悪い」「なぜこんなに運が悪い」「世の中がおかしい」と、コントロールできない領域に感情を使ってしまうからです。

 

逆に、成果を出し続ける人は、結果はコントロールできないが、確率は上げられるという考え方を持っています。

 

受注は支配できない。
しかし、受注確率を上げる行動は支配できる。

 

人の評価は支配できない。
しかし、評価される行動は支配できる。

 

人生は支配できない。
しかし、日々の選択は支配できる。

 

この思考に切り替わった瞬間から、人は一気に楽になります。

そして同時に、強くなります。

なぜなら、コントロールできないことに悩む時間が消え、コントロールできることにエネルギーを集中できるからです。

 

成功者と言われる人たちは、特別な能力を持っているわけではありません。
ただ、コントロールできる領域に全力を注ぐ習慣があるだけです。

うまくいかない時ほど、「何が悪いのか」ではなく「自分がコントロールできる部分はどこか」を考える。

この積み重ねが、結果的に大きな差になります。

 



人生は、天候のようなものです。
天気は変えられません。
しかし、傘を持つことはできます。

つまり、結果は支配できないが、行動は支配できるということです。

 

この事実を受け入れた瞬間から、人生はシンプルになります。

明日からはぜひ、「これは自分でコントロールできるのか?」と一度立ち止まって考えてみてください。

コントロールできることに集中する人だけが、最終的に人生をコントロールしていきます。

 

明日は、コントロールできる領域に集中した人と、しなかった人でどれだけ差が生まれるのかというお話をしたいと思います。

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

こんにちは、栗林です栗

 

ここまで2日間、ウィンザー効果についてお話をしてきました。

・なぜ第三者の言葉が信頼を生むのか
・なぜ実力があっても評価されない人がいるのか

についてです。

 

では最後に、この強力なウィンザー効果を、どうすれば使い切れるのか。
評価を安定させ、再現性のある仕組みにするにはどうすればいいのか。

今日は、その答えをお話しします。

 

信頼は「たまたま生まれるもの」ではない

 

多くの人が勘違いしています。

「いつか誰かが評価してくれるだろう」
「実力があれば、自然と認められるだろう」

これは、ほぼ起こりません。

信頼とは、待つものではなく、設計するものです。

評価されている人や会社は、偶然ラッキーだったわけではありません。

信用が流れるルートを、意図的に作っている
それだけです。

 

信頼が生まれる“正しい流れ”

 

信頼は、次の順番で流れます。

① 実力・実績がある

② 信用されている第三者がそれを語る

③ 評価が広がる

④ 信頼が定着する

ここで重要なのは、②が無いと③と④は絶対に起こらないということです。

自分でどれだけ説明しても、この流れにはなりません。

 

信頼を設計するとは、どういうことか

 

信頼を設計するとは、「誰に語ってもらうか」を決めることです。

・誰と組むのか
・どの商流に乗るのか
・誰の実績の文脈に入るのか

ここを間違えなければ、評価はブレません。

逆にここを軽視すると、どれだけ頑張っても評価は安定しません。

 

評価される人が、絶対にやらないこと

 

最後に、これだけは覚えておいてください。

評価される人は、次のことを絶対にやりません。

 

 自分で自分を売らない

 

「すごいでしょ」
「安くします」
「頑張っています」

これを言った瞬間、ウィンザー効果は消えます。

 

 価格で信頼を作ろうとしない

 

値引きは、信頼の代わりにはなりません。

むしろ「この価格で大丈夫なのか?」という不安を生みます。

 

 信用の無い場所で戦わない

 

評価される人は、戦う場所を選びます。

信用の無い場所で努力するほど、評価は薄まります。

 



まとめ

 

ウィンザー効果とは、単なる心理テクニックではありません。

信頼の流れを理解し、設計するための思考法です。

・信頼は偶然ではない
・評価は第三者が作る
・信用は流れに乗せてこそ安定する

実力を磨くことは大前提です。
しかしそれだけでは足りません。

誰の信用の上に立つか。
誰の言葉で語られるか。

ここを意識した瞬間、評価は「点」ではなく「線」になります。

これが、ウィンザー効果を使い切るということです。

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

こんにちは、栗林です栗

 

皆さんの周りに、「この人、本当はすごいのに評価されていないな」と感じる人はいませんか?

もしかすると、それは今のあなた自身かもしれません。

昨日は、第三者の言葉が信頼を生む「ウィンザー効果」についてお話ししました。

今日はその続きとして、実力があるのに評価されにくい人が、なぜ埋もれてしまうのか、そして、そこから抜け出すために何をすればいいのかを解説します。

 

実力があるのに評価されない人の共通点

 

まず、はっきり言います。

評価されない原因は、実力不足ではありません。

多くの場合、次のような特徴があります。

 

 自分の仕事を、自分だけで完結させている

  • 誰にも相談しない

  • 誰にも共有しない

  • 黙々と結果だけを出す

本人は「仕事で示しているつもり」ですが、周囲からは 見えていない のが現実です。

評価とは、見えたものにしか付かない という事実を見落としています。

 

 自分のことを語らない(語りすぎない)

 

真面目で誠実な人ほど、こう言います。

「自分で言うのは違うと思う」
「仕事を見て判断してほしい」

気持ちはよく分かります。
しかし現実は、語られない実力は、存在しないのと同じ です。

 

 信用のある人の“近く”にいない

 

昨日お話ししたウィンザー効果の視点で見ると、これが一番大きな原因です。

評価されない人は、第三者の信用を借りるポジションにいない

つまり、

  • 誰からも推薦されない

  • 誰の言葉にも乗っていない

  • 誰の実績の文脈にも入っていない

だから、どれだけ頑張っても評価が広がらないのです。

 

評価される人は、何が違うのか

 

評価されている人は、必ずしも一番優秀な人ではありません。

違いは、これだけです。

第三者が、その人の仕事を語っている

  • 上司が語る

  • 先輩が語る

  • 取引先が語る

自分が前に出なくても、周囲が勝手に評価を作っていく状態に入っています。

 

実力を評価につなげるための行動

 

では、どうすればいいのか。

難しいことは一つもありません。

 

 信用されている人の近くで仕事をする

 

評価は、実力 × 立ち位置で決まります。

誰の近くで仕事をしているか。
誰と組んでいるか。
これは、想像以上に重要です。

 

 仕事を「見える形」で残す

 

結果だけでなく、

  • プロセス

  • 工夫

  • 判断

を、周囲に共有する。

これは自慢ではありません。
仕事の引き継ぎであり、価値の共有です。

 

 自分を売ろうとしない

 

ここが最大のポイントです。

評価される人は、自分を売ろうとしていません。

売るのは、「自分」ではなく「仕事の価値」

そしてそれを、第三者の言葉に委ねているのです。

 



まとめ

 

実力があるのに評価されない人は、努力の方向を間違えているだけです。

  • 実力はある

  • でも語られていない

  • 信用の文脈に乗っていない

だから埋もれる。

昨日お話ししたウィンザー効果は、営業だけの話ではありません。

評価・昇進・受注・信頼

すべてに通じる、人生の原理です。

実力を磨くことは大切です。
しかし同時に、「誰の信用の上に立つか」を意識すること。

これができた瞬間、評価の流れは一気に変わります。

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

こんにちは、栗林です栗

 

当社は、自社で製造も行っている設備業ですが、直接のお客様よりも、商社やメーカー様を通じたお取引が圧倒的に多い会社です。

以前はメーカー様からのご依頼が中心でしたが、ここ最近は商社様からのご依頼も急増しており、本当にありがたく、感謝しかありません。

 

一方で、ホームページなどから直接お問い合わせをいただくケースもあります。
ただ正直に言うと、その多くは「御見積だけで終わる」ことがほとんどです。

これは能力や価格の問題ではありません。
理由は、信頼関係が出来上がっていないからです。

 

クレーンのように
・高額
・既製品がなく
・一品一様で
・失敗が許されない

こういった設備は、売る側も買う側も、どうしても心のどこかで「本当に大丈夫だろうか?」という警戒心が生まれます。

初取引で、このハードルを超えるのは簡単ではありません。

 

商社・メーカーが間に入る強さ

 

反対に、メーカー様や商社様との取引では、話が非常にスムーズに進みます。

なぜか。

それは、すでに商流があり、信頼関係が構築されているからです。

さらに、ここで大きく働くのが
「ウィンザー効果」です。

 

ウィンザー効果とは何か

 

ウィンザー効果とは、本人が語るよりも、第三者が語った情報の方が信頼されやすいという心理効果です。

例えば――当社が自分で「うちは技術力があります」と言うよりも、商社やメーカーが「この会社は、技術も対応も安心できますよ」とお客様に説明してくれた方が、何倍も信頼されるのです。

 

これは、営業の世界では極めて強力な力です。

 

商社やメーカーは、
・お客様との信頼をすでに持っている
・利害関係がフラットに見える
・客観的な立場に映る

だからこそ、その言葉に重みが出ます。

結果として、「この会社なら任せて大丈夫だ」という安心感が生まれ、受注に結びつきやすくなります。

 

価格交渉ばかりの人がうまくいかない理由

 

一方で、いつも価格交渉ばかりしてくる人がいます。

「もっと安くならないか」
「他社はいくらだ」
「値引きできないか」

こういった営業は、ウィンザー効果をまったく使えていません。

なぜなら、
・自分で自分の価値を下げ
・第三者の信頼を借りず
・価格だけで勝負しようとする

結果、お客様の頭の中には「この会社、大丈夫かな?」という不安だけが残ります。

 

ウィンザー効果を使えない営業の共通点

 

ウィンザー効果をうまく使えない人には、共通点があります。

それは、「自分が売ろうとしている(営業の主語が自分になってる)」という点です。

本来、営業で最も大切なのは、「自分が、誰を(どのような商品を)紹介するのか」「自分が、誰の(どのような商品の)信用をPRしているか」です。

そこが抜け落ちると、どれだけ説明しても、どれだけ交渉しても、最後は価格競争に巻き込まれます。

 

ウィンザー効果をうまく使う方法

 

ウィンザー効果を最大限に活かす方法は、シンプルです。

・信頼されている人と組む
・実績を第三者の言葉で語ってもらう
・自分は前に出過ぎない

そして何より、
「信用を積み上げる仕事を、淡々とやり続けること」
これに尽きます。

信用は、広告では作れません。
日々の仕事、対応、姿勢の積み重ねです。

 



まとめ

 

設備業、特に一品生産の世界では、信頼がすべてです。

自分で語る実力より、他人が語ってくれる評価。

この違いが、受注の差となり、会社の格となって表れます。

ウィンザー効果を理解し、味方につけられるかどうか。

そこに、伸びる会社と、伸び悩む会社の分かれ道があると、私は思っています。

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

こんにちは、栗林です栗

 

今日は、HYROXを題材にしたお話の3回目(最終回)です。

 

HYROXの参加者の気持ちは、中小企業の経営者の気持ちと重なる点が本当に多いと感じています。
今回の挑戦を通じて、改めてそう気づきました。

 

HYROXは、一部の才能ある人だけが参加する競技ではありません。
特別な才能よりも、「やり続ける力」が問われる世界です。

これは中小企業経営とまったく同じです。

途中で「もう無理だ」「やめたい」と思う瞬間が何度も訪れる。
体力的にも、精神的にも、限界を感じる場面が必ずやってくる。

それでも、前に進み続けた人だけが、最後まで残ります。

 

HYROXを走っていて強く感じたのは、途中経過は誰にも評価されないということです。

レース中、どれだけ苦しくても、どれだけ努力してきても、ゴールするまでは結果として扱われません。

経営も同じです。

売上が伸び始めた途中段階も、改善に取り組んでいる最中も、外から見れば「まだ結果が出ていない会社」です。

しかし、その見えない区間こそが一番きつく、同時に一番重要な時間でもあります。

 

HYROXでは、途中でペースを乱すと後半に必ず苦しくなります。
経営でも、無理な拡大や場当たり的な判断は、後になって必ずツケが回ってきます。

だからこそ大切なのは、今の自分(自社)の位置を正確に把握し、ペースを守りながら前に進むこと

焦らず、止まらず、淡々と。

 

もう一つ、HYROXと経営で共通していると感じたのが、一人で戦っているようで、実は一人ではないという点です。

レース会場では、周囲に同じように苦しんでいる人がいます。
その姿を見るだけで、「自分だけじゃない」と思える。

経営も同じです。

中小企業の経営者は孤独だと言われますが、実際には、同じ悩みを抱え、同じ壁にぶつかっている経営者が必ずいます。

視野を広げ、学び、つながることで、「次にどう進めばいいか」のヒントは必ず見えてきます。

 

そして最後に、最も大きな共通点。

それは、ゴールした後にしか得られないものがあるということです。

HYROXを完走して初めて、「次はこうしよう」「ここを改善しよう」と具体的に考えられるようになります。

経営も同じです。

一つの壁を越えた経験があるからこそ、次のステージが現実的な目標になります。

やる前から完璧な答えを持っている人はいません。
答えは、動き続けた人の手元にだけ残ります。

 



HYROXも、中小企業経営も、才能の勝負ではありません。

やり続けた人だけが、ゴールに立てる。

このシンプルな真実を、HYROXは身体を通して教えてくれました。

苦しい時期も、評価されない時間も、すべてはゴールに向かう過程です。

止まらず、やめず、一歩ずつ。

その先にしか、本当の達成感はありません。

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。