新しいKCR総研 | KCR総研代表 金田一洋次郎の証券アナリスト日記

新しいKCR総研

KCR総研のHP がリニューアルオープンと同時にブログを立ち上げることになった。


まずはめでたい。新HPは、アナリストレポートの検索機能に加え、コンテンツ内容も充実。これまで以上に使いやすくまた充実した投資情報を皆様にお届けすべく改定した。無料アナリストレポート配信など、これからもタイムリーに情報が更新されるサイトへとどんどん進化していくので投資家の皆様は是非、応援してほしいと思う。


当社は、中小型投資とIPO投資を主軸に証券アナリスト活動を進めているが、独立系のシンクタンクとしては、6期目を迎えている。私が思うにようやく当社なりの独自の評価システムが整ってきた。


そこで、今回はPRもかねて当社のアナリスト分析をちらっと紹介したいと思う。当社が制作するアナリストレポートは大きく分けて3つある。分析面からは、定量レポート、定性レポート、株価分析レポートと呼ばれるものだ。当社ではこの3分析を経て最終的に投資総合判断レポートを制作している。


今日は、その中の一つ、企業の業績を財務面から分析する定量レポートを簡単に解説しておく。


定量レポートは、当社独自の算出システムで所属業界の中央値からの乖離率で業界の優良企業を判別する仕組みに大きな特長がある。


レポートの内容としては、収益性、成長性、効率性、安全性、生産性、IR、定性評価と7つの指標から★で格付けしている。5つ星が満点だが、4つ星が各指標でつけばかなりの優良企業ということになる。


定量レポートは、新興3市場のIPO銘柄に関しては、フルカバーさせて頂いている。昨年4月のゴルフダイジェストオンライン から銘柄数は、ゆうに200銘柄を超えている。KCR-IPO-IRレポートは、有望なIPO銘柄を発掘するのに必見のレポートであるので投資家は是非、活用してほしいと思う。また、今回は無料として、インターネットイニシアティブレポートを公開 している。是非とも一度御覧頂きたい。


ちなみにKCR-IPO-IRレポートは、ロイターでは税込み1050円で単品販売されているがNPO法人日本ライフプラン協会 正会員は、読み放題の特典がついている。入会金・年会費で30,000円かかるが、過去のものを含め全て読むことができるのでIPO投資を真剣に考えているならば会員になるのが絶対得である。


日本ライフプラン協会


早いもので師走である。この1年、当社にとってはどんな1年だっただろうか。思うにアナリストとしては中小型株フルカバーを目指し、企業IRの普及、個人投資家の育成、ベンチャー企業の育成を旗印に創業した当社であるが、確実に大きな変化を感じた年であった。その変化が吉と出るか凶と出るかは今いるスタッフの熱意と頑張りによる。私自身、第二の創業期と捉え、がむしゃらに頑張りたいと思っているので関係方面には改めてご指導、ご鞭撻を切に望みたい。


金田一